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対人関係のバランスをマトリックスで知る方法「優しさと厳しさのポートフォリオ」

対人関係のバランスをマトリックスで知る方法「優しさと厳しさのポートフォリオ」

優しさや厳しさってなんだろう?

 

どうも友人や同僚から優しくされないと感じて悩んでいるひとって結構いませんか?僕の周りにもそんな人は沢山います。かくいう僕もそう思って生きていました。その心理の裏側をよくよく考えてみると、相手に優しくした分、優しくしてもらえると思っていたりはしないでしょうか。でも人はそんなに単純ではありませんよね。優しくされたいと思っていも褒めてくれない上司は、他人全般に対して厳しいひとで滅多に褒めたりしないのかもしれません。多くのひとに優しくされないと思っているひとは、自分に甘過ぎて優しさの基準が高く、周囲の優しさが感じずらくなっているのかもしれません。他にもいろいろな要素があって、沢山の感情のひと同士が一緒に暮らしているのが「社会」です。

 

自分や他人への優しさや厳しさで対人関係のバランスを知る

 

人間にはいろいろな感情があります。性格も千差万別です。ひとくくりにはできませんが、そういう複雑な感情を、対人における「優しさ」「厳しさ」というたった2つの感情だけでマトリックスにまとめてみると、自分が対人関係の中でどういう位置づけになっているのかがおぼろげに見えてきます。僕はこのマトリックスを「優しさと厳しさのポートフォリオ」と呼んでいます。これがそのマトリックス図になります。

 

このマトリックスの赤丸は、4つの領域の中でも強めにその性質をもっている人だと考えてください。これからそれぞれのタイプについて説明していきますね。⑤は後で話をします。

 

① 完璧主義型(隠れストレス型)

自分も他人も厳しく律したいため、心の隙を見せないタイプです。他人に厳しくする分、自分にも厳しいことが他人にも伝わるので仕事では信用されます。本音を見せないため心から好かれることは少なく、親友と呼べるひとも少ないです。プライドが高く隙を見せるのが下手なため、悩みごとや弱音を言えず一人で悩みます。誰にも気づかれない「隠れストレス型」と言えます。

 

② 攻撃型

他人へ厳しく要求する反面、自分は権利を主張するなど防御傾向が強いです。 自分を守り、殻に入る傾向が強いほど、他人への攻撃傾向が強まります。 自分に甘いため、本当は人に愛されたい、褒められたい、感謝されたいと思っていますが、 思ったように対価を得られず悩みがちになります。

 

③ 防御型

自分を守りたいという気持ちが強く、他人に優しくすることで 他人からも優しくされたい、そうすれば自分が傷つかないと思っています。 他人への優しさが自己防御からくるため、うわべ感が見透かされがちです。 厳しく接することができないため、友人にはなれても、人を成長させる良い上司にはなりづらいです。

 

④ ストレス型(良い人型)

他人に優しすぎて甘やかす傾向があります。 自分には厳しく律するため「良い人だけど大丈夫かしら」と思われることがあります。 他人からの優しさを甘受してはいけないと思う傾向があります。褒められてもよそよそしい態度になり、褒めづらい、もしくは褒めないでもよい人と思われてしまいます。「良い人型」という評価でもいいですが、過度に優しくした割りに見返りが得にくいというギャップを埋めることができず、ストレスを感じる方が不安要素です。

 

どうでしょうか。この中になんとなく思い当たるものがありましたでしょうか。この4つの性質は「強めにその性質をもっている人」なので、自身は書いてあるほどではないというのは当然です。間違いなく言えることは、このマトリックス内の4つの「領域」のどこかに、必ず当てはまるはずなので、ご自身が図でいえばどのあたりかを考えて、点を付けてみてください。その領域の型があなたの対人関係における「優しさと厳しさの傾向を表している」というように読んでみてください。

 

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それぞれの領域同士の相性(相関関係)を考える

 

それでは、4つの領域(①②③④)を1対1での相性を10パターンで考えてみました。左のセル(例えば①②となっている部分)は、「①と②の間の相性」というように読んでください。

    相性 理由
良くない ①は他人に厳しくあまり人を褒めないため、優しくされたい②とは衝突しがち。
良くない 全てにおいて厳しくしたいものと、優しくしたいもので相性は悪い。
良い どちらも自分に厳しく、他人に過剰に優しさを求めないのでドライに円滑な関係を築ける。
良くない 互いに厳しいもの同士でドライで普段は好んで接点をもたない。双方に引かないため仕事では衝突が絶えない。
良くない 攻撃性と防御性がぶつかり、相性は良くない。
良くない 優しくされたい②は④の優しさがフィットする。しかし④はストレスが強いため一方通行になりがち。
良くない 互いのミスを責め合ってしまい相性は最悪。
良い 互いに優しくする関係なので相性が良い。
良い 優しいもの同士極めて朗らかな関係で喧嘩は起こらない。
良い 互いに優しく、相手の心の隙間を埋めることもできるため相性が良い。

 

これはあくまで「極端な例」なので、この通りの相性というわけではありませんのであしからず。大事なことは自身の傾向を知ることです。それではこの表を、①~④それぞれを軸にして「相性が良い」「相性が悪い」に整理し、相性割合を出してみます。

  良い 良くない 相性割合
①②③ 25%
  ①②③④ 0%
③④ ①② 50%
①③④ 75%

 

世界中のひとの性格がどの程度の割合かどうかは調べようもないので、ここでは性格が全ての人を分母にすると均等にわかれるという仮定で「相性割合」にします。そうすると、④→③→①→②の順番で分かれました。この数字を、言葉として再構成してみるとこうなりました。

④ ストレス型(良い人型)

自分に厳しいが、比較的誰とも相性が良い。友達も多い。その代わりストレスは感じやすい。

③ 防御型

他人にも自分にも甘く、敵も味方もだいたい半々にいる。

① 完璧主義型(隠れストレス型)

仕事で成功しやすいが、相性の良いと言えるひとは少ない。親友と言えるひとが少ない。

② 攻撃型

極端な場合においては、誰にとっても接しづらく誰とも相性がよくない。

 

相性とはすなわち、仲間や友達の多さに比例します。攻撃型のひとは自分を守って相手に厳しいため、敬遠されがちになります。これは想像しやすくて分かりやすいと思います。完璧主義型のひとは、一見賢者のようにみえますが孤独も抱えているひとです。そこまでではなくても、そういう傾向があると考えられます。相関関係から見ていくと、それぞれの領域の性格と、「自分の希望はもっと優しくされたいのか?」「それならどう変えるべきか?」ということが、おぼろげながらでも見えてきていたらいいのですが。

 

 

 

理想型について

 

この4つの領域の極端なパターンから、ぐっと中央に寄せていったのが「理想型」です。もう一度マトリックスを見てみましょう。

 

このタイプについて説明をします。

⑤ 理想型

他人に優しく接することで、自分に優しくしてもらえると理解しています。 褒められると素直に受け取り、それを糧に頑張ることができます。 いつも優しさに甘えず成長したいと思っています。 自分への厳しさの対価のように他人の優しさを得られるので心のバランスを取りやすいです。

 

「他人に少し優しく、自分に少し厳しく」というのが、ストレスがなく素直に優しさを享受できる理想のポジションと考えています。でも、人間は極端化しやすいため、対人関係が苦手な人は何かに中毒になったり、人に依存したりします。それは、この「他人に少し優しく、自分に少し厳しく」という絶妙な感じがなかなか捉えにくいためかもしれません。

攻撃型はふり幅が大きくなかなか大変かもしれませんが、自身がこのマトリックスの四隅に近いと思ったら、この理想型に向かって近づけるように人に接してみてはどうでしょうか。

 

最後に

 

このポートフォリオは僕の社会人経験から生み出した人間関係を考えるツールです。もちろん極めて単純化しています。心理学的にはもっと複雑な考え方もできるでしょう。でも理解を早めるには単純化という手法を好んで用います。

例えば「あの人からいつも厳しいことばかりを言われる」という場合、厳しい言葉の裏側には「愛情」なのか、「いうことをきかせたい」なのか、いろいろなケースが考えられますね。ひとに対して厳しいひとは、相手も厳しいタイプの人間だとぶつかりたくないために優しいふりをしていることもあります。あなたが優しいから、厳しいことを言いやすいのかもしれません。人間の感情も押し引きですので、常に同じ感情とも限りません。本心は相手のこころにしかありませんので、それを察しながら生きていくためには、自分と相手をよく観察して、どういうタイプかを考えてみるのも良いのではと思います。そのためにこのツールを一つの指針として使ってみてください。「他人は変えられないもの」という原理原則がありますので、相手との相性がそもそも良くないと思えば楽になるかもしれません。その上でもし近づきたければ自分が変わるしかないのです。どんな傾向も素直に受け止めてみると、案外すっきりするものですよ。

(文責:ケンゴ)

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