ホンダはボストンダイナミクスのAtlasのような実用ロボットへ舵を切る!アシモ(ASIMO)の開発技術を進化。NHKはフェイクを認めて反省してください。

ホンダはボストンダイナミクスのAtlasのような実用ロボットへ舵を切る!アシモ(ASIMO)の開発技術を進化。NHKはフェイクを認めて反省してください。

ホンダはアシモの開発をやめる?

 

出典:Honda

 

ホンダが二足歩行ロボットの「アシモ」の開発をやめ、研究開発チームも解散したという報道がNHKからありました。

以下がその報道内容です。

 

大手自動車メーカーのホンダは、開発を続けていた2足歩行の人型ロボット「アシモ」の開発をとりやめていたことがわかりました。今後は介護支援などより実用的なロボット技術の開発に力を入れる方針です。

アシモはホンダが開発した人型ロボットで、平成12年に発表された1号機は当時は高い技術が求められていた本格的な2足歩行をするとして注目されました。

その後、平成23年まで7代にわたって改良型が発表されましたが、関係者によりますと、ホンダは開発をすでにとりやめていて、研究開発のチームも解散したということです。

出典:NHK NEWS WEB

ネット上には、

 

「ちょっと寂しい」
「ただただ悲しい」
「人型ロボットの開発をやめるということなら残念」

 

といった声があいつぎました。

 

 

ちょ、待てよ!「アシモ(ASIMO)」は終了しますが。

 

出典:日テレNEWS24

 

確かにNHKの報道の表現だと、まるでホンダがアシモのような二足歩行ロボットの開発から撤退して、全く異なった実用ロボットの研究開発に変わってしまうという印象を持ちますが、実際は「実用ロボットもやっていきます」という意味だったようです。

ホンダの広報部はこのNHKの報道を受けて、以下のコメントを発表しています。

 

「ASIMOという名称になるかは分からないが、ヒューマノイドロボの開発は続ける『ASIMO開発チーム』という名のチームはもともとなく、ヒューマノイドロボット開発チームがASIMOを開発していた。ヒューマノイドロボ開発チームは解散しておらず、規模縮小もしていない」とコメントした。

出典:ITmedia

 

もともと「ASIMO開発チーム」は無いと言っているので、NHKの報道はほぼフェイクニュースと言われても言い訳できませんね。

こら!ミスリードさせてるじゃまいか!NHK!ヽ(`Д´#)ノ

 

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「アシモ」としては以下のような技術開発が進みました。

 

・人間のように高度にバランスを制御する技術
・機械を自在に動かす技術

 

こうした研究で「「アシモ」での役割を終え、次のステージに進むという前向きな開発終了というのが本当のところです。

NHKの報道に、ホンダ広報部のコメントを加味して修正するとこうなりました。

 

「ASIMO」としての開発は終わる見込みです。

今後は「ASIMO」の開発を行ったヒューマノイドロボット開発チームが、「ASIMO」で培った技術を継承し新たなよりロボットの開発を継続して参ります。

また平行して「転倒防止機能をもつバイク」や「介護を支援する装着型のロボット」のような実用性の高いロボットも開発を進めていきます。

こんな感じで伝えてもらえば、皆さんも

 

「ASIMO」から次世代型のロボットに進化するのかな!

 

と前向きなメッセージとして受け取れたでしょう。

 

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実はホンダは2015年にアシモタイプの実用ロボを開発している

 

 

ホンダは2015年に既にASIMOの技術を応用した二足歩行タイプの災害対応ロボットを開発しています。

(ちょっと見た目もアレですが、、、)

グレーチングの通路から、垂直のハシゴへスムーズに乗り移り、上下階へ移動といった一連の動作が可能だったようです。

足場の悪い安定しない場所では4足歩行に移行も可能でした。

 

出典:Extreme Tech

 

残念ながら2015年時点では開発段階で公式には未発表(頓挫?)のようですが、アシモ以外にも開発するヒューマノイドロボット開発チームが存在していたという説明を裏付ける証拠だと言えそうですね。

また「実用的な二足歩行ロボット」という志向性ももちろん持っていたということになります。

 

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実用的なロボットにシフトするのは時代の要求

 

出典:ギズモード・ジャパン

 

ホンダのアシモは「2足歩行ロボットの最先端」として世界をリードしていましたが、ここ数年でボストンダイナミクスのような、二足歩行でかつ実用性の高いロボットが開発されるようになってきました。

もう単に「二足歩行するだけ」では、時代遅れ感が否めない状況でした。

今後はアシモで培った技術を応用して、「手でものを持ち運ぶ」「走る」「凸凹の地面を倒れずに歩行する」といったより高度は実用ロボットの開発を進めていくことになるでしょう。

2015年時点の開発していたロボットでも到底かなわないほどに進化しています。

 

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まさにボストンダイナミクスが実現しているようなロボットを、追いかける格好になります。

ボストンダイナミクスはソフトバンクが買収していますので、どちらも日本が所有する技術になりました。

切磋琢磨してよりスムーズに動く、ヒューマノイドロボットが開発されることを待ちましょう。

以下はボストンダイナミクスが開発を進めるAtlasです。

あまりのスムーズなダッシュに目を見張ります。

 

 

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まとめ

 

出典:Honda Worldwide site

 

NHKの報道の表現に問題がありますが、ホンダのPRの仕方にもちょっと足りていない部分があったのかな?と思います。

ホンダの公式をみると、アシモのページは更新が止まっており、本件について6月末時点で触れられていませんでした。

それでNHKが取材した際にもよく事実確認をせずに報道してしまったと。

NHKも正しい情報を伝える取材力に問題があるし、ホンダももっと積極的に発信をしてくれたらなあと感じました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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