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懸けた命は水に流せ。尾畠のおじいさんの矜持は響く。ボランティア尾畠春夫の信念と幸運が周防大島町で行方不明の藤本理稀ちゃんを30分で発見した。

懸けた命は水に流せ。尾畠のおじいさんの矜持は響く。ボランティア尾畠春夫の信念と幸運が周防大島町で行方不明の藤本理稀ちゃんを30分で発見した。

藤本理稀ちゃんが行方不明に

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

山口県周防大島町で、藤本理稀(ふじもとよしき)ちゃんが家族とはぐれ、行方不明になる事故が発生しました。

行方不明時はまだ1歳児でした。

2018年8月12日午前10時半ごろ、藤本理稀ちゃんは祖父、次男と一緒に400m離れた砂浜に向かっていました。

途中でぐずり、ひとりで引き返していきました。

その時に、来た道と違う道を引き返していったのを、祖父がみていました。

家から100mの道路を、家の方へ歩いていたということで、てっきり家に帰ると思ったようです。

5分後に母親らも砂浜へ向いましたが、その時に藤本理稀ちゃんと出会わなかったため、異変に気が付いたということです。

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

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懸命の捜索は2日間を越えてしまった

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

警察、消防、地元住民ら150人で捜索をしていましたが発見できていませんでした。

2歳児がそれほど遠くに行っているとは思えませんから、どうしても行方不明になった付近の草むらなどを先に探すことになります。

海上保安庁が巡視艇を出して海から捜索も行いました。

image:情報ライブミヤネ屋より

 

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ドローンも投入され上空から捜索しました。

image:情報ライブミヤネ屋より

 

警察や消防は山側も捜索を行いましたが、この時は手掛かりがありませんでした。

お母さんと前区長が防災無線で呼びかけていました。

image:情報ライブミヤネ屋より

よっちゃーん!かあちゃんだよー!
はやく出てきて

行方不明になった翌日の13日、2歳の誕生日を迎えてしまいました。

どんなお祝いをしてあげようかと考えていたことでしょう。

お母さんの悲痛な叫びが胸を締め付けました。

 

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無事発見!

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

8月15日の朝7時ごろ、3日ぶりに発見されました。

なんと68時間ぶりの保護です。

よく無事で…。

自宅から200m坂を上り、さらにその奥の山中の河原で、座っているところをボランティアの男性が見つけました。

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

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発見者は尾畠春夫さん(78歳)

尾畠さんは14日の夜に現地に入り、15日の朝から捜索に加わったばかりで、捜索開始からわずか30分弱で発見したと言います。

服装は行方不明のときと変わらず、持っていたバスタオルでくるんであげたそうです。

体温が下がっていることを気遣ってのことだと思います。

 

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発見時の様子

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

上の写真の方が尾畠さん。

笑顔が弾けて、嬉しそうです。

理稀ちゃんは河原でしゃがんでいたそうです。

ここが発見場所です。

岩がごつごつしたところで、転んだら怪我をしそうです。

image:情報ライブミヤネ屋より

 

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尾畠さんが発見したときの様子を語ってくれました。

 

20~30分後にみつかると思わんかったから
心臓が止まりそうな感じがした

わたしはずっと下から
「よしくーん よしくーん」って声かけてきた
そしたら
「おじちゃん ぼくここ」
って言った
「よしくん?」
って聞いたら
「はい」
っていうからな
近づいて
「頑張ったね」
ってゆうて
わたしが飴の袋を、
10個ぐらい入ってるやつを出してやろうと思ったら
わたしの飴の袋をとったんですよ
自分で袋の中に手を突っ込んで
飴一個出して破ろうとしたんだけど
なかなか子供の力じゃ破れなかったから
わたしがちょっと破って
「はい」
っゆって口に入れた途端
ガリガリ噛みだしたの
音がするんです
すごかった

その音聞いただけで助かったと思った

 

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理稀ちゃんは本当にお腹が空いていたし、甘いものが食べたいなとずっと思って座っていたのかもしれませんね。

念願の飴をみて我慢ならなかったのでしょう。

尾畠さんは、初めから曾祖父宅の山側を捜索し始めたと言います。

発見場所と、自身の見識について以下のように説明してくれました。

 

image:情報ライブミヤネ屋より

不思議なもんで
子供はここ(足)に力を入れて上に上に上がるのが好き
子供だから下に下るというのはまずないと思う
まず現場から上に上がっていくのが子供の習性だと思っていたから
だから上がっていったら
まあ、なんていうか
ぴったり当たった

家族のかたやおじいちゃんにね
かならず私が見つけたらかならず私が抱きしめて
じかにあなたにお渡ししますからていうたんです
小さな命が助かったなと思って
もうそれだけ
本当に嬉しかった

 

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発見してから、理稀ちゃんを警察に渡すことを断った尾畠さん。

自身でご両親に渡すいう約束を守ったところが、信念の強さを感じました。

でも、はじめはその話を聴いて「え?」となった方も多いのでは。

体調に異変があったらどうするんだ?という批判をする方もおられるようですし、その意見ももっともです。

本来なら発見後はすぐに警察の手に渡し、手順に従い体調の異常などについてチェックをするものでしょう。

尾畠さんはこれまでの経験から、理稀ちゃんがしっかり受け答えできていたことから、ご自身で抱いて連れていっても大丈夫だと判断できたからだと思います。

警察も問題ないと判断して、無理に引き剥がすことはしなかったのでしょう。

 

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お母さんの涙

 

お母さんが胸の内を言葉少なくも語ってくれました。

胸がいっぱいで
無事な顔を見て
本当に言葉にならないような気持ちでした
もう本当に抱きしめるしかできなかったです
今は安心したようですし
ずっと外にいて
疲れているようなので
ぐっすり眠っております

感謝の言葉しかないです
ありがとうございました

 

もう諦めかけていた心を奮い立たせて捜索していたのかもしれません。

今は安心という感情が大半かもしれませんね。

これから日々を過ごすうちにふと、生きていてくれたことの嬉しさを噛みしめるのかもしれません。

2歳の誕生日は、アイスクリームケーキを用意してあげたいとのことでした。

 

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重なった幸運

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

藤本理稀ちゃんが歩いたとみられる道は細く、横は崖のようになっているようです。(上写真)

こんなところを2歳児が歩いて行ったとは警察も考えられず、捜索範囲の優先度を下げていたのかもしれません。

また脱水してしまうため、自ら沢の水を飲んでいた可能性が高いという事です。

 

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真っ暗な森の中で夜を明かし続けたことは驚きです。

恐ろしくなって動き回れば崖から落ちたりしていたかもしれません。

むしろ恐ろしいから動けずにじっとしていたのかもしれませんね。

無事に発見されたのは以下のような様々な幸運が重なったと考えられます。

 

  • 崖から落下せず発見場所に来られたこと
  • 冬ではなく夜間に体温低下が防げたこと
  • 雨が降らなかったこと
  • 動物に連れ去られなかったこと
  • きれいな沢の水があったこと
  • 山中で十分な木陰があり熱射病にならなかったこと
  • へたに動かずじっとしていたため体力を保てたこと

 

何よりも、幸運を引き寄せたのは尾畠さんが早く発見できたことかもしれないですね。

 

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尾畠さんという男

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

昔は大分で鮮魚店を営んでいたといいます。

65歳になって、鮮魚店をたたみ、ボランティアの道に入りました。

理由は、学歴も無い自分が鮮魚店を営み生きて来られたのは皆さんのおかげなので、恩返しをするつもりということです。

20年以上、全国各地でボランティア活動をし、ボランティア界では「師匠」と呼ばれる男です。

今回も大分の自宅から山口へ自らの自動車で向かって、捜索に参加していました。

 

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東日本大震災被災地でのボランティア

image:情報ライブミヤネ屋より

 

400日以上支援にあたられました。

流された思い出の品を捜す手伝いをしていました。

当時の尾畠さんは、いまより少しふっくらしていたんですね。

 

熊本地震被災地でのボランティア

image:情報ライブミヤネ屋より

 

熊本地震でも発生直後に益城町で支援活動にあたられました。

片付けや救援物資の仕分けを手伝いました。

 

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大分県の女児行方不明での捜索

2016年に大分で行方不明になった2歳の女児の捜索に参加しています。

女児は家から2キロ離れた山の斜面で発見されました。

(発見したのは別の方でした)

今回は、その時の経験が活かされ、「上へ登っていく」と直感でわかったようです。

 

西日本豪雨被災地でのボランティア

image:情報ライブミヤネ屋より

 

西日本豪雨でも尾畠さんの姿がありました。

広島県呉市で手伝っています。

今も取り組み続けています。

天王寺区の被災者から感謝の手紙をもらいました。

image:情報ライブミヤネ屋より

image:情報ライブミヤネ屋より

 

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理稀ちゃんの祖父からお礼にせめてお風呂に入っていって欲しいと言われても尾畠さんはそれを固辞しました。

決して謝礼を受け取らないポリシーのためだそうです。

「ボランティアに必要なことは」という問いに対して以下のように話してくれました。

 

お金の援助、物資の援助

両方できないから何もできないというのは違う

それなら心を送ってあげて欲しい

懸けた命は水に流せ

受けた恩は石に刻め

 

尾畠さんの矜持は心に響きます。

まさにボランティアの精神を体現していると思います。

 

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マスメディアの過熱報道

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

なんと尾畠さんの自宅まで押しかけて各局のインタビューが続きました。

他局の取材が続いている中、ミヤネ屋の取材待ちをしていました。

インタビュアーは尾畠さんに気を遣うよりも、他局に気を遣っているような印象でした。

気を遣うところが違うような。

他局の遅れをとるな!負けるな!いう気持ちは分かりますが…

これはちょっとやり過ぎだったような気がします。

それでも気さくに答えてくれる尾畠さんは心から性根が優しく強い本当の「男」ですね。

とにかく早く身体を休めて欲しかったです。

 

image:情報ライブミヤネ屋より

フジテレビのマイクを付けたままミヤネ屋の取材に答える尾畠さん。

よく聴こえなくて「ミヤベさん?」と聞き返していたのがちょっとお茶目でした。

 

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まとめ

 

image:情報ライブミヤネ屋より

 

あと1日発見が遅ければ、空腹や脱水で命の危険があっただろうと思います。

尾畠さんは本当によく見つけてくれたなあと思うばかりです。

警察や消防は山側を捜索しても見つけられなかったのに、尾畠さんが見つけることができました。

経験だけではなく、多くのひとに恩返しをしたいと運命を自ら背負って生きてきた男が持ちえた幸運だったのかもしれません。

 

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何も求めないところが真のボランティア

日本人のいいところかなと思います

 

そう語る尾畠さんは、大分で少し休み、また西日本豪雨の被災地で泥掻きをしに向かいました。

尾畠さんの活動は現在進行形です。

尾畠さんにはその日のうちに警察から感謝状が渡されました。

これは見返りではなく「男の勲章」です。

これからの活動の励みにしていただきたいですね。

 

このところ闇にまみれた漢、不正、行方不明、不審死、災害と、気が滅入るような話ばかりでした。

本当に明るい話題になりました。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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