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由比ヶ浜に漂着した哺乳類の王・シロナガスクジラの個体数は過去の1%に満たない絶滅危惧種。日本での調査は貴重だ。保護に活かしたい。

由比ヶ浜に漂着した哺乳類の王・シロナガスクジラの個体数は過去の1%に満たない絶滅危惧種。日本での調査は貴重だ。保護に活かしたい。

日本の海岸にシロナガスクジラ

 

 

2018年8月5日、鎌倉の由比ヶ浜に、巨大なクジラの死骸が漂着しました。

クジラの正体は、シロナガスクジラ

日本では初めての漂着です。

 

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シロナガスクジラとは?

 


image:オーシャナ

 

体長最大で33m、体重200トンととてつもない大きさの哺乳類最大の動物です。

 

シロナガスクジラ(Balaenoptera musculus)は、哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)ナガスクジラ科ナガスクジラ属に分類される鯨類。
現存する最大の動物種であるだけでなく、かつて地球上に存在した確認されている限りの恐竜や動物を含めても、あらゆる既知の動物の中で最大の種であり、記録では体長34メートルのものまで確認されている。長身であることを指して、江戸時代にはナガスクジラとともに「長須鯨」と呼ばれた。「白」を冠した現在の和名は、浮かび上がる際に水上からは白く見えることに由来する。 英語では一般にblue whaleと呼ぶが、腹側に付着した珪藻によって黄色味を帯びて見えることからsulphur bottom(「硫黄色の腹」)の異称もある

出典:Wikipedia

 

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主食はオキアミで、1日4トンも食べるそうです。

寿命は最長で120歳とまでは分かっています。

シロナガスクジラは絶滅危惧種に指定されています。

 

19世紀以降、爆発銛、大型・高速の捕鯨船が導入された近代捕鯨が始まると捕獲対象となった。もっとも早く減少した北大西洋のシロナガスクジラは、第二次世界大戦前には関係国の協定により捕獲が停止されており、1954年には国際捕鯨委員会で正式に捕獲停止が決定された。手付かずであった南極海でも20世紀初頭には捕鯨が始まり、ノルウェー、イギリス、日本を中心とした10カ国が捕鯨船団を派遣するなどして捕獲が行われた。最盛期である1930/1931年の1漁期だけで約3万頭が捕獲された。第二次世界大戦による捕鯨中断のため若干の回復があったものの減少が続いた。1937年に一部の国の協定で操業期間制限が始まり、1946年の国際捕鯨取締り条約で捕獲量に制限が設けられたものの、規制に用いられた「シロナガス換算方式」の欠点から、個体あたりの鯨油生産効率の高いシロナガスクジラに捕獲が集中し、十分な歯止めとならなかった。1962/1963年の漁期を最後に通常型の捕獲は停止された。捕獲停止時の南極海の通常型の個体数は約700頭と推定されている。

出典:Wikipedia

 

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その巨大さは圧巻

 

 

何と体長10メートルという巨大さです。

これで生後数カ月とみられています。

乳離れする前に母親とはぐれて餓死してしまったものが漂着したのではと見られます。

海岸では驚きの声が上がっています。

 

赤ちゃんでこんなにでかいんですか?

 

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研究者はこう語ります。

 

100年以上前の文献にはあったが

実際に国内でシロナガスクジラの漂着が確認されたのは初めて

あらゆる調査をして生態を探りたい

 

国立科学博物館の研究者は実物をみてこのように語りました。

 

親子連れが日本周囲に泳いでいるだけでも

世界的にものすごく貴重な情報ですし

どうして死んでしまったのか

そういうことを世界的に

発信していかなければいけないくらい

絶滅危惧種のトップレベルですから

この種類は

 

クジラを研究所へ運び頭の骨や胃の内容物から分布の状況や死因を調べるようです。

調査のあとは骨格標本として残す方針です。

 

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まとめ

 

 

絶滅危惧種に追い込んでしまったのは、かつて人間がクジラから大量に摂れる脂や肉を欲し、乱獲したためです。

もともと個体数は30万頭はいただろうと推定されていますが、30万頭程度では、世界中で乱獲すればあっという間に減っていったことでしょう。

こうしてシロナガスクジラの子供が餓死してしまったことは残念ですが、生態を研究し、今後の保護に活かしていくしかないでしょう。

 

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とはいえ一方的にクジラを捕ることが悪いとは思いません。

保護をするうちに徐々に個体数が増えている種類もあります。

ミンククジラのように資源量が極めて豊富な種類もいます。

「クジラは賢いから殺してはいけない」のように強行に反対をされる方もおられますが、賢い、賢くないは人間の主観でしかないように思います。

また賢いから生きる価値があるとすれば、賢くない人間や脳に障害を負った方は死んでもよいという思想に繋がる危険性もあります。

特定の種族や賢いものだけが生きればよいという考えは、かつて世界に蔓延した選民思想にも近いものを感じます。

あらゆる生きものの生命は全て平等です。

全ての動植物には生命があり、人間はその動植物の生命を食という行為で「頂いています」。

僕は保護派でも、調査捕鯨賛成派でもありませんが、動物も植物も生命に変わりは無いということは主張しています。

この機会に多くの人たちはそのことを再度、考えるきっかけになれば良いなと思っています。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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