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地面師って何だ!?カミンスカス操(小山操)、羽毛田正美ら8人が逮捕。配役や偽造パスポートを用意する詐欺の手法と見破る方法は?弁護士の正体とは?

地面師って何だ!?カミンスカス操(小山操)、羽毛田正美ら8人が逮捕。配役や偽造パスポートを用意する詐欺の手法と見破る方法は?弁護士の正体とは?

地面師の男女8人を逮捕

 

image:グッド!モーニングより

 

2017年6月、積水ハウスが「地面師」に55億円を騙し取られた事件がありました。

総額約63億円の架空の土地売買契約を働きかけ、そのうち積水ハウスが約55億円を騙し取られたというものです。

精巧な偽造パスポートや偽造印鑑証明を用意し、巧みに騙していました。

2018年10月16日、羽毛田正美(63歳)ら8人が逮捕されました。

実際の所有者に無断で登記を移転しようとした偽造有印文書行使などの疑いです。

逮捕状が出ているのは合わせて16人で、そのうち8人が逮捕されたことになります。

 

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別の地面師事件で既に逮捕が2人、残る6人は国外逃亡をしているとみられています。

主犯格のカミンスカス操容疑者(58歳)(旧姓小山操容疑者)は10月12日に羽田空港に現れ、いったん出国していたところをマスメディアにキャッチされていました。

そのまま19日に帰ってくると言い残してフィリピンに逃亡しています。

(上の画像は主犯のカミンスカス操容疑者です)

警視庁は国際指名手配する方針です。

羽毛田容疑者のみが容疑を認めていますが、他の7人は否認しています。

警視庁はこの地面師グループが積水ハウスから約55億円をだまし取った詐欺容疑でも捜査を進めています。

この「地面師」による詐欺事件、いったいどういった事件だったのでしょうか。

 

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事件の概要は?

 

image:グッド!モーニングより

 

この地面師グループは、2017年6月、積水ハウスと品川区西五反田の土地を取引しました。

上の画像の赤丸のあたりの土地になります。

 

10数人とみられる地面師たちは、様々な役を分担していました。

羽毛田容疑者は、偽造パスポートなどを用いて土地の所有者に成りすましたとみられています。

つまり、本来の所有者がいるにも関わらず、勝手に所有者を名乗って土地を転売したのです。

 

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こちらは羽毛田容疑者です。

 

image:グッド!モーニングより

 

こちらは、羽毛田容疑者の夫役を演じた常世田吉弘容疑者(67歳)です。

マスメディアから報酬について問われても無言を貫きました。

 

image:グッド!モーニングより

 

こちらは運転手役とみられる小林護容疑者(54歳)です。

 

image:グッド!モーニングより

 

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地面師とは?

 

image:グッド!モーニングより

 

土地を使った詐欺師・犯罪集団のことです。

土地の所有者になりすまし勝手に転売して金を騙し取る手口です。

犯罪全体の設計をする主犯格と、実行犯がいます。

主犯格の中には実行犯のリーダーが含まれます。

主犯格は、実行犯をスカウトして雇いチームを作ります。

実行犯はそれぞれの役割に分かれて振る舞います。

 

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主な役割は以下のようなものがあります。

 

士族

 …弁護士、司法書士など

手配師

 …偽の地権者役、口座、偽造書類などを用意

なりすまし役

 …地権者や関係者になりすます

仲介師

 …不動産取引を仲介(ブローカー役)

 

なお今回逮捕状が出ている16人では、さらに連絡役や運転手役がいたとみられています。

地面師グループはなりすまし役を重視するようで、スカウトは相当慎重に行うそうです。

演技力を重視するなら、話し上手で度胸があるひとを探すそうです。

身元の割れにくさを重視するなら、身寄りのない高齢者を探すそうです。

採用した後は、演技力や記憶力を試し、合格したらメンバーに加われるようです。

こうした綿密な計画、訓練によって、あたかも本物の取引のように錯覚をさせてしまうところがこの詐欺の実に恐ろしいところです。

地面師は土地価格が高騰したバブル期に暗躍しましたが、その後に土地の値段が下がったことで被害は減少していました。

ところが東京五輪を控えて地下が高騰してきており、再び地面師の活動が活発になってきているようです。

 

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積水ハウスだけでは無かった

積水ハウスが被害にあう前に、当該の土地の売買を持ちかけられていた別の不動作会社2社があることが、マスメディアの取材で分かっています。

これはその不動産会社での商談の様子が撮影された際のものです。

 

偽の地権者役の羽毛田容疑者です。

 

image:グッド!モーニングより

 

その右側に座る男性は士族ですが、なんと本物の弁護士だったことがわかっています。

 

image:グッド!モーニングより

 

その右側には、主犯格のカミンスカスが座っています。

 

image:グッド!モーニングより

 

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この商談は流れたため、次の不動産会社に売買を持ちかけています。

これはその際の写真です。

羽毛田容疑者ですね。

 

image:グッド!モーニングより

 

ブローカー役の生田容疑者が中心となって話をしましたが、この商談も流れました。

というのも、羽毛田容疑者との世間話の中で社長が「偽取引ではないか」と感じた瞬間があったということです。

 

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以下はその会話の一部です。

 

関係者
 ゴールデンウィークはどこに行かれるんですか?

羽毛田容疑者
 田舎に帰ります

関係者
 田舎はどこですか?

羽毛田容疑者
 …(言葉に詰まった模様)

 

関係者が知っている限り、当該の土地は先祖代々の地主は西五反田でした。

先祖代々西五反田に暮らしているはずの地権者が「田舎に帰る」と発言したことはどういうことなのかと疑問に感じたそうです。

 

ちょっと変だ

 

そう感じた社長が調査を指示し、もらっていたパスポートのコピーをもって西五反田の物件の酒屋さんや町会長など、様々なところで聞き込みをして回ったそうです。

5人くらいに聴いても、5人とも写真の人物とは違うと答えたそうです。

これで詐欺だろうと考え、交渉を続けなかったようです。

 

この2番目の不動産会社は実に賢明な対応をしたと思います。

気が付いたときに警察に通報できなかったのだろうか?

とも思いますが、この段階では単に疑惑の域を出ておらず、実害が出ていない以上は警察は動けなかったでしょう。

 

この2社の商談の後、被害にあった積水ハウスと商談を行ったということのようです。

 

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積水ハウスが騙された原因は?

 

image:グッド!モーニングより

 

今回、羽毛田容疑者は積水ハウスの前の商談では疑惑を抱かせてしまいました。

羽毛田容疑者はなりすまし役としては、ちょっと微妙な演技力・いなし力だったのかもしれません。

 

それでも積水ハウスが騙されてしまったのは、精巧な偽造書類の作成技術があるからです。

こちらが羽毛田容疑者の偽造パスポートです。

 

image:グッド!モーニングより

 

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写真は羽毛田容疑者ですが、本物の地権者の名前や生年月日が記載されていました。

ホログラムなど特殊な印刷技術も完全に再現していました。

パスポートは本物の台紙が中国で20万円前後で買えてしまえるそうです。

詐欺師にとっては台紙に細工を施すことは簡単なレベルらしいので、本人確認の書類というものはいとも簡単に入手できるという事実があるようです。

また印鑑証明も偽造されていました。

すべて地面師の手配師が用意したものとみられています。

本物と同じインクや紙を用意し精巧に偽造していたようです。

 

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土地所有者の注意点

 

 

地面師に狙われやすいのは、空き家を持っている、更地である、長期入院をしているケースです。

身に覚えがある方は一度、登記を確認したほうが良さそうです。

勝手に登記の書き換えをされても、裁判所に届け出れば取り返せます。

またちょっとでも怪しい商談を持ちかけられた不動産会社は、カマをかける質問を複数用意しておくことは有効だろうと思います。

さりげなく雑談で所有者本人にしか知りえない情報を問うことで、顔色の変化に気付けば騙されずに済むかもしれません。

 

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まとめ

 

image:グッド!モーニングより

 

同席した弁護士は本物の弁護士だと判明していますが、詐欺グループだと知らなかったと主張しており、現状では逮捕状が出ていません。

そのため報道でも公表はされていません。

ただ、大抵は報酬目当てに地面師と知って所属しているそうなので、羽毛田容疑者などの自供によりこの弁護士が逮捕されるかもしれません。

70年代の映画『スティング』でも役を演じきって騙す手口でしたが、非常に似ていますね。

もし今回の事件で興味をもたれたなら、『スティング』、観てみてください。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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