あの回転するジャングルジムを見かけなくなった
出典:埼玉なび
10年とか20年くらい前の公園には、楽しい遊具が溢れていました。
この箱ブランコとか。
丸い、回転するジャングルジム。
子供のころによく遊んだ記憶はありませんか?
特に昭和時代の方には懐かしいのではないでしょうか。
このところ、公園に行ってもあの「回転するやつ」の姿がめっきり見かけなくなったと思いませんか?
何年か前に、「子供の指が切断された」という事件が報道されたのを記憶しています。
それが原因で減ったのかなぁ?
とそのくらいの認識でいました。
でも、やっぱり子供のころに遊んだあの遊具、まだ存在していないかな?
と公園を見かけるたびに目で探してしまう僕がいたりして。
そんなある日、なんととある公園でついにみつけたのです!!
それがこれです。
先に外国人の親子がぶら下がって遊んでいたので、彼らが立ち去るのを待ってから、写真を撮ってしましました。
そうです、まさしくこの丸いジャングルジム。
懐かしい。
「あれ?こんなに小さかったっけ?」
なんて思うのは、きっと自分が大人になってしまったからなのでしょうね。
これにぶら下がって、友達にぐるぐる回してもらうのが楽しかったです。
(ビビリなので半分は怖かったけど)
写真を眺めながら、この遊具についてちゃんと調べてやろう!と決意しました。
遊具の名前は「グローブジャングル」
「回転ジャングル」とか「ぐるぐるボール」とか、地域で色々な呼び名があるみたいですが、「グローブジャングル」という名前が正式名称のようですね。
僕が育った街の小さな公園は、この遊具が主役のように存在感があったせいか「ぐるぐる公園」と呼ばれていました。
公園の正式名称は分かりません(笑)
きっと子供のころに「グローブジャングル」と聞いたら、「野球のグローブと何の関係あんの?」と絶対思っただろうな。
この機会にちゃんと知っておきましょう。
グローブ(globe)
球、球体、地球儀、天体儀、地球、天体、球状のもの、ランプのかさ、電球、金魚鉢出典:weblio
球体の総称という意味のようですね。
globeという小室さんのユニットはどの意味だったのでしょうね。
地球という意味があるので、恐らくそのあたりかな?
「グローブジャングル」は球体のジャングルジムという意味だったんですね。
「グローブジャングル」はまだ製造されていた!
出典:NITTO
なんだか減ってるし生産中止になってるんだとばかり思っていましたが、調べてみたらまだ生産しているようですよ。
日都産業株式会社(NITTO)が初めて造ったそうです。
公式ページに記載されていました。
日都が初めて造りました。地球儀型の回るジャングルジムです。登ったり降りたりくぐったりという遊びに「回す」「つかまる」という要素がが加わり、楽しさの幅は大きく広がりました。
出典:NITTO
価格をみて、目が点に…
484,000円
公園の遊具が高いというのは知ってはいたけど、まさかここまでとは。
お金の出所が国や自治体だから強気の価格設定なんでしょうねぇ。
これも、税金、税金。
「グローブジャングル」の設置台数について調べてみた
こうなったら乗り掛かった舟だ。
徹底的に調べてやろうじゃまいか。
国土交通省の2015年の集計データが公開されていましたので、そのデータをもとに考えてみましょう。
参考:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000187.html
まずは前提となる情報になります。
- 調査対象の公園
1,411の地方公共団体等において、各管理主体が管理する146,096箇所の都市公園及びその他の公園 - 点検公園数
都市公園 102,810 箇所 、その他公園 43,286 箇所 、合計 146,096 箇所 - 要措置遊具のうち、撤去の割合が高かった遊具等
撤去の割合が高いものは、スプリング遊具(345基 29.4%)、象形遊具(87基 26.6%)、回転塔(35基 26.1%)
「回転塔」と記載されているものが、今回の「グローブジャングル」を含む遊具です。
残念ながら「グローブジャングル」単体の数では調査されていないようです。
回転する遊具というのは思いつくものでも数種類ありますが、それほど多くは無いはず。
僕は「グローブジャングル」の他に回転塔に値しそうな遊具はこれしか見たことはありません。
他にあってもレアものじゃないかなと。
ここで大事なのは大きな割合的な変動なので、お目こぼしいただきましょう。
参考にしたデータは、国土交通省の公園の様々な遊具の設置台数表です。
1998年から2013年まで、15年の間3年置きに調査したものです。
まだ最新の2016年のデータが掲載されていないので、このデータを参考にしました。
PDFの「添付資料」に統計データが載っていましたので、その中から「回転塔」について各種公園ごとの増減がわかるような表に作り替えてみました。
- 1998年と2001年の比較表
- 2001年と2004年の比較表
- 2004年と2007年の比較表
- 2007年と2010年の比較表
- 2010年と2013年の比較表
- 1998年と2013年の比較表(過去15年)
- (補足) 公園の種別について説明
このように上から順番に表と補足を掲載した後に、分析を行っていきますね。
分析のときにちょっとだけ見比べながらお願いします。
表の読み方はこんな具合です。
- 割合(%)は公園同士の割合、数値は台数を表しています。
- 残数は対象年の差、残率は対象年での増減率です。
- 赤字は比較して減少していることを表します。
- 右下のピンクの数値が全体での増減割合を表しています。
申し訳ないですが、特にスマホは右側が見切れてしまうかもしれず少し見づらいかもしれません。
その場合はスワイプしてくれれば全部のデータが表示できます!
1998年と2001年の比較表
ちょっとずつ撤去されていますが、全体としては109%なので、増加傾向です。
種別 | 1998年 | 割合 | 2001年 | 割合 | 残数 | 残率 |
都市公園 | ||||||
街区公園 | 3,260 | 59% | 3,668 | 61% | 408 | 113% |
近隣公園 | 309 | 6% | 304 | 5% | -5 | 98% |
地区公園 | 101 | 2% | 100 | 2% | -1 | 99% |
総合公園 | 87 | 2% | 118 | 2% | 31 | 136% |
運動公園 | 38 | 1% | 37 | 1% | -1 | 97% |
その他 | 138 | 2% | 178 | 3% | 40 | 129% |
その他の公園 | ||||||
市町村管理 | 1226 | 22% | 1318 | 22% | 92 | 108% |
その他管理 | 367 | 7% | 278 | 5% | -89 | 76% |
集計 |
5,526 | 100% | 6,001 | 100% | 475 | 109% |
2001年と2004年の比較表
このころから撤去の傾向がみえますね。
「その他公園のその他管理」は何故か大幅に増加しています。
種別 | 2001年 | 割合 | 2004年 | 割合 | 残数 | 残率 |
都市公園 | ||||||
街区公園 | 3,668 | 61% | 3,096 | 62% | -572 | 84% |
近隣公園 | 304 | 5% | 263 | 5% | -41 | 87% |
地区公園 | 100 | 2% | 98 | 2% | -2 | 98% |
総合公園 | 118 | 2% | 87 | 2% | -31 | 74% |
運動公園 | 37 | 1% | 33 | 1% | -4 | 89% |
その他 | 178 | 3% | 212 | 4% | 34 | 119% |
その他の公園 | ||||||
市町村管理 | 1318 | 22% | 844 | 17% | -474 | 64% |
その他管理 | 278 | 5% | 356 | 7% | 78 | 128% |
集計 | 6,001 | 100% | 4,989 | 100% | -1,012 | 83% |
2004年と2007年の比較表
この期間から大幅に撤去が始まったと言えそうです。
特に「その他公園のその他管理」は35%まで減らしました。
種別 | 2004年 | 割合 | 2007年 | 割合 | 残数 | 残率 |
都市公園 | ||||||
街区公園 | 3,096 | 62% | 2,202 | 65% | -894 | 71% |
近隣公園 | 263 | 5% | 180 | 5% | -83 | 68.4% |
地区公園 | 98 | 2% | 52 | 2% | -46 | 53% |
総合公園 | 87 | 2% | 97 | 3% | 10 | 111% |
運動公園 | 33 | 1% | 30 | 1% | -3 | 91% |
その他 | 212 | 4% | 128 | 4% | -84 | 60% |
その他の公園 | ||||||
市町村管理 | 844 | 17% | 592 | 17% | -252 | 70% |
その他管理 | 356 | 7% | 125 | 4% | -231 | 35% |
集計 | 4,989 | 100% | 3,406 | 100% | -1,583 | 68.3% |
2007年と2010年の比較表
全体としての撤去は85%とやや落ち着きました。
前の3年間でかなり撤去が進んだせいだろうと予想します。
種別 | 2007年 | 割合 | 2010年 | 割合 | 残数 | 残率 |
都市公園 | ||||||
街区公園 | 2,202 | 65% | 1,970 | 68% | -232 | 89% |
近隣公園 | 180 | 5% | 151 | 5% | -29 | 84% |
地区公園 | 52 | 2% | 47 | 2% | -5 | 90% |
総合公園 | 97 | 3% | 69 | 2% | -28 | 71% |
運動公園 | 30 | 1% | 33 | 1% | 3 | 110% |
その他 | 128 | 4% | 84 | 3% | -44 | 66% |
その他の公園 | ||||||
市町村管理 | 592 | 17% | 478 | 16% | -114 | 81% |
その他管理 | 125 | 4% | 70 | 2% | -55 | 56% |
集計 | 3,406 | 100% | 2,902 | 100% | -504 | 85% |
2010年と2013年の比較表
全体として横ばいに見受けられますね。
でも「その他公園のその他管理」だけは撤去が続いています。
種別 | 2010年 | 割合 | 2013年 | 割合 | 残数 | 残率 |
都市公園 | ||||||
街区公園 | 1,970 | 68% | 1,848 | 67% | -122 | 94% |
近隣公園 | 151 | 5% | 160 | 6% | 9 | 106% |
地区公園 | 47 | 2% | 73 | 3% | 26 | 155% |
総合公園 | 69 | 2% | 59 | 2% | -10 | 86% |
運動公園 | 33 | 1% | 34 | 1% | 1 | 103% |
その他 | 84 | 3% | 91 | 3% | 7 | 108% |
その他の公園 | ||||||
市町村管理 | 478 | 16% | 475 | 17% | -3 | 99% |
その他管理 | 70 | 2% | 34 | 1% | -36 | 49% |
集計 | 2,902 | 100% | 2,774 | 100% | -128 | 96% |
1998年と2013年の比較表(過去15年)
過去15年で50%、半分まで撤去されました。
特に市街地の小さな公園の撤去率が大きい。
どうりで見かけなくなったわけです。
種別 | 1998年 | 割合 | 2013年 | 割合 | 残数 | 残率 |
撤去率 |
都市公園 | |||||||
街区公園 | 3,260 | 59% | 1,848 | 67% | -1,412 | 57% | 4 |
近隣公園 | 309 | 6% | 160 | 6% | -149 | 52% | 3 |
地区公園 | 101 | 2% | 73 | 3% | -28 | 72% | 7 |
総合公園 | 87 | 2% | 59 | 2% | -28 | 68% | 6 |
運動公園 | 38 | 1% | 34 | 1% | -4 | 89% | 8 |
その他 | 138 | 2% | 91 | 3% | -47 | 66% | 5 |
その他の公園 | |||||||
市町村管理 | 1226 | 22% | 475 | 17% | -751 | 39% | 2 |
その他管理 | 367 | 7% | 34 | 1% | -333 | 9% | 1 |
集計 | 5,526 | 100% | 2,774 | 100% | -2,752 | 50% |
(補足) 公園の種別について説明
種別 | 標準面積 ha(四方換算) |
内容 |
都市公園(国土交通省が管理) | ||
街区公園 | 0.25ha(50m四方) | 街区にある小さな公園。いわゆる近所の公園。 |
近隣公園 | 2ha(142m四方) | 近隣間の距離500mの範囲で作る少し大きい公園。 |
地区公園 | 4ha以上(200m四方) | 地区間の距離1kmの範囲で作る少し大きい公園。 |
総合公園 | 10~50ha(316m~707m四方) | 都市住民の休息、観賞、散歩、遊戯、運動等を目的とする公園。 |
運動公園 | 15~75ha(387m~866m四方) | 都市住民全般の主として運動を目的とする公園。 |
その他 広域公園 国営公園 |
50ha(707m四方) 300ha(1.7km四方) |
広域公園や国営公園等。 広く、林や森、広大な広場を有する。 |
その他の公園(都市公園に準じ地方公共団体が管理) | ||
市町村管理 |
- |
市町村管理している公園。 |
その他管理 | - | 市町村以外の公園愛護会等が管理を任されている公園。 |
根気よく表を読んでいただいてありがとうございます(^^;
ここからは僕なりに分析してみますね。
【1998年と2013年の比較表(過去15年)】で、撤去率順位をみてみると明らかなことがわかります。
- 1位は「その他公園のその他管理」の9%
- 2位は「その他公園の市町村管理」の39%
- 3位は「都市公園の近隣公園」の52%
- 4位は「都市公園の街区公園」の57%
特に圧倒的に減少傾向をみせた公園が「その他公園のその他管理」と呼ばれている公園ですね。
なんと過去15年で、367台から34台まで減っていました。
残数34台というのは、運動公園と並んで最小数ですが、運動公園はもともと設置数が少なく、かつ残率が89%を維持していることを考えれば、この撤去率の高さが際立ちますね。
それでは、「その他公園のその他管理」 という公園はどういった公園でしょうか?
国土交通省の資料ではこのように説明されていました。
「市町村以外の公園愛護会等が管理している公園」
公園愛護会?
僕にはあまり耳馴染みのない会でしたので、公園愛護会についてちょっと調べてみました。
残念ながら公園愛護会が直接わかるWikipediaのようなものはありませんでしたが、各市町村ごとに公式ページで説明を掲載していましたので、その一部を紹介させていただきます。
名古屋市の公式ページ
公園愛護会は、名古屋市と公園周辺の地域住民のみなさまが協力して公園をきれいに保ち、安全で楽しく利用できるように管理することを目的に設置するボランティア団体です。 現在、市内に約1,400の公園があり、そのうち約7割の公園で公園愛護会が設置されています。
出典:名古屋市
横浜市の公式ページ
地域の皆様の「庭」であり、市民の共有の財産である身近な公園の管理は、公園を設置している横浜市だけでなく、地域の皆様の積極的なご協力が必要です。このため、公園の清掃・除草等の日常的な管理について、地域の皆様を中心にボランティアの団体を結成し、ご協力いただいています。これが「公園愛護会」です。
出典:横浜市
「その他公園」というのは、都市公園の運用ルールに準じて地方公共団体が管理する公園のことですので、「その他公園のその他管理」 とは「その他公園」の中でも比較的小規模なものについて、公園愛護会と呼ばれる地域ボランティアで清掃などの管理をまかなっている公園を指していると思われます。
それぞれの公園の特徴と撤去の傾向
回転塔が激減している公園は、「街中にある小さな公園」「公園愛護会のような地域ボランティアが管理を任される公園」の2つに絞られます。
逆に残存率の高い公園は、「地区公園」「総合公園」「運動公園」「広域・国営公園」といった中規模~大規模な公園といことがわかります。
「街中にある小さな公園」の特徴は、親が同伴せずに子供だけで遊びに行く傾向が高いという点だろうと思います。
公園愛護会のような地域ボランティアが管理を任される公園の特徴は、親がおらずとも地域住民の目がある程度監視している点だろうと思います。
その意味で安心感がありながらも、子供に何かあったときに親から責めを受けてしまう恐れがあるのかもしれません。
中規模~大規模な公園の特徴は、家族や大人が同伴でいくことが多い点だろうと思います。
特に運動公園はチームのコーチや部活動の管理者が同伴していることが多いと思います。
以上のことから、親の目が行き届かない公園や、地域の管理者がいる公園からは積極的に撤去される傾向があるということがわかりました。
過去15年で「回転塔」が激減した原因は?
これまでの表と撤去の傾向から、15年で「回転塔」が姿を消してしまったと感じる原因をこう仮定しました。
もともと街中の小さな公園に沢山設置されていた回転遊具が半数以下に減り、もともと公園の数も設置台数も少ない大きい公園では以前から目立たない存在だったため、全体として「減った」と感じるようになった。
そして減った理由として、こう考えました。
回転遊具による怪我が報道されることで、我が子の怪我を心配した親から撤去を要望された。
公園愛護会のような地域住民のボランティアが管理する公園も同様に、自身が管理する公園で事故を起こしたくないという理由から撤去を進めていった。
ここで、この仮説を裏付ける2つの事件の記録がみつかりましたので紹介させていただきますね。
大阪府高槻市の団地で2004年、回転遊具で遊んでいる際にボルトの穴で 指を切断した中学1年の女子生徒(13)が、「使用禁止措置を怠った」などとして 管理者の大阪府住宅供給公社に約1400万円の損害賠償を求め19日までに提訴。
大阪地裁(小西義博裁判長)で同日あった第1回口頭弁論で、 公社側は「過失はなかった」と、請求を棄却するよう求めた。
訴状によると、生徒は小学5年だった04年4月2日夕、 高槻市の団地の児童遊園にあった回転遊具で遊んでいたが、 遊具のハンドルと支柱を固定するボルトが外れており、 バランスを崩した際にボルトを通す穴に右手の人さし指が入り、指先を約1センチ切断した。
2006年6月24日午後5時10分ごろ、金沢市西大桑町の西大桑町児童公園で、 小学生6人が球形の回転式遊具「グローブジャングル」に乗って遊んでいたところ、 鉄製の軸が突然、根元部分から折れた。
小学生たちは投げ出され、2~4年生の男児と女児計4人が頭や左足を打つなど軽傷を負った。金沢中署と、公園を管理する金沢市によると、 回転式遊具は鉄製で高さ、横幅とも約2.2メートル。78年の設置という。
同署は軸の根元が腐食していたため、回転中に折れたとみている。同市内には同じ遊具が25基あり、市は25日からすべてを使用禁止にする。
この2つの事件だけではないとは思いますが、2004年と2006年は、資料でみると偶然にも2004年から2007年の期間に当てはまります。
【2004年と2007年の比較表】の残数と残率に注目してみてください。
なんと3年で1583台減っており、68%も減少しているんですね。
これは15年の統計の中で最も大きい減少率を示しています。
その中でも特に「その他公園のその他管理」の公園が35%まで激減しています。
356台から125台まで、231台を撤去したんですね。
これは5日に1台のペースで撤去していった計算になります。
「その他公園のその他管理」は公園愛護会のような地域ボランティアが主として管理を任されている公園です。
こうした公園で特に撤去が進んだのは、上記のような事故がそうした公園で頻発したということかもしれませんが、「回転塔」は事故が起こりやすい遊具として、問題が起こる前に撤去してしまおうという流れができた時期だったのではないでしょうか。
「モンスターペアレント」という言葉もこのころに生まれた言葉のようなので、過保護な親が増え、子供や親の責任より、設置した側の責任を過剰に追及する風潮が広がっていったというのも、事前に撤去をさせるひとつの要因かもしれませんね。
まとめ
回転するあれ=グローブジャングルを市街地の公園で見かけなくなって久しいですが、実はこんな状況だったんですね。
調べてみて初めて分かることもあります。
今日はそんなグローブジャングルを久しぶりに見られて、いてもたってもいられなくてこの記事を書いてしまいました。
僕にとって、とっても大切な子供時代の思い出の一つだったと気づかされました。
まだ製造されているということは、絶滅まではもう10年くらい、ありそうですね。
確かに以前、悲惨な事故は起こってしまいましたが、今のグローブジャングルは安全対策が施されているようだし、かなり回転が重たくなっていました。
昔はもっと軽くてぐるんぐるん回ったはず。
古いものについても、わざと回転を重くして安全性を高めているのではないでしょうか。
これは僕の個人的な考えですが、子供には自分で危険を察知する能力をつけさせる必要があります。
ある程度子供に思考して使わせる訓練も必要ではないでしょうか。
もちろん、初めての遊具は年齢に応じて、親が安全に使う方法を教えてあげることがベストです!
それにしても…いったいグローブジャングルのネタにどの程度の需要があるんだろう。。(^^;
とにもかくにも、表との見比べとかもろもろが読みにくい文章だったと思います。
ここまで根気よくお付き合いいただきありがとうございました。
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