長州力が時代劇俳優へ!
image:NHK
あの「革命戦士」長州力が、とうとう時代劇俳優にデビューです!
大人気の大河ドラマ『西郷どん』。
肝心の役どころは、来島又兵衛役。
これはとっても重要な役回りですよ。
幕末の長州藩士で、尊皇攘夷派です。
尊王攘夷(そんのうじょうい)の「尊王」とは、王=すなわち「天皇」を敬い、「攘夷」(じょうい)は、外敵(外国の侵略)を撃退しようとする思想です。 幕末の日本では、外国船が頻繁に日本近海に現れるようになり、江戸幕府に対して開国を要求しました。
つまり、討幕・開国派に対して、尊王攘夷派が保守過激派として、日本を守ろうと対抗していたわけです。
来島又兵衛は、遊撃隊総督です。
高杉晋作が奇兵隊を創設したのに触発され、来島又兵衛も遊撃隊を組織し総督として高杉と連携して国事にあたることになります。
しかし蛤御門の戦いで、薩摩藩兵の狙撃で胸を撃ちぬかれてしまいます。
来島又兵衛は甥の喜多村武七に介錯を命じて、自ら槍で喉を突いた後、首を刎ねられ壮絶な死を遂げました。
享年48歳でした。
長州藩士の英雄として、長州力という抜擢。
これはなかなか面白い配役かもしれませんね。
ただし長州力が2018年7月時点で66歳ですので、来島又兵衛の享年とは18歳差。
風貌的にはちょっぴり、若返らせているかもしれませんね。
あとは、活舌悪すぎてちゃんと喋れてるのか。
テロップ出したら面白いんだけど(笑)
プロレスラーの俳優は結構いる!
image:NewsWalker
プロレスラーの俳優としては最近は真壁刀義が『おんな城主 直虎』で俳優デビュー、武藤敬司、橋弘至も俳優デビューをしているし…メジャー団体 新日本のプロレスラーが圧倒的に俳優業を出来ているっていうのも、何か業界の力関係があるのかな?
まあ圧倒的なレスラーとしての知名度が一番の要素かもしれませんね。
船木誠勝も引退後に俳優に転向したけどなんだか微妙な作品しか出ていなくて、またプロレスラーに戻ったりしてますね。
プロレスラーは観客に魅せる術を身につけているので、役者にも向いているとは言われています。
世界でみると、ここ10年で最も俳優業転向で成功したのはドウェイン・ジョンソンです。
「ザ・ロック」というリングネームで一世を風靡し、レスラーと俳優業を兼業しています。
『スコーピオン・キング』『ワイルド・スピード』『ハムナプトラ2』などの作品にも恵まれて、2016年の米フォーブス誌で「最も稼いだ男優2016」で第1位を獲得しています。
ハリウッドで一番稼げるって、どういうことか、だいたいわかりますよね?
もう一生豪遊して暮らせるほど稼ぎ終わってるはずですよ。
日本でちょろっと俳優をやるような成功のレベルが違います。(るううえべるがちがう!って分かる人にしか分からないか(^^;;)
でもドウェイン・ジョンソンは実は重度のうつ病だったのをご存知ですか?
それがプロレスラーとして大成し、次の人生として俳優業でも大成功を収めるまでなるって、とんでもなく凄いことです。
どうスイッチが入るかで人間はいくらでも変われることを、身をもって証明してくれています。
逆に成功してからうつ病で自殺してしまうひともいますが…。
まとめ
とにかくあの活舌の悪さでいまやバラエティー番組に引っ張りだこの長州力。
「キレてないっすよ」と小力がブレークしたあたりからでしょうかね、バラエティーに寄っていったのは。
その昔は「革命戦士」として「かませ犬発言」など、数々の伝説を残す強面の昭和のプロレスラーでした。
ファミコンでリキラリアットで原始人として戦うゲームとかもあったっけなあ。
でも、こうしてバラエティーに寄っていったのは、別に本人が望んで始めたわけではないはずです。
今ではノリノリかもしれませんけど、長州がバラエティーに出始めたころといえば、プロレス界が冬の時代到来のころ。
観客動員が減り、女子プロレス団体も次々と倒産。
全日本女子プロレスも無くなってしまいました。
そんななかでメジャー団体を守るために、猪木も棚橋も、長州も、積極的にテレビ番組に露出して、存在感を出すように努力していました。
とにかく露出することが、イメージアップだと信じて。
まあ新日本プロレスの放送がテレビ朝日系列だったということで出演オファーをもらいやすかったというのもありますけどね。
いまはそうした地道な努力が実を結んで、新日本プロレスは連日満員。
プロレス人気が復興したと言われるまでになりました。
運営会社が変わりプロデュースが上手になったというだけでは語れないでしょう。
それまでに潰れてしまう可能性だって、あったわけですから。
言葉は悪いですが、長州なんて活舌悪くて、普通ならテレビでしゃべっちゃいけないひとですよ。
それがここまで人気者になれるっていうのは、つまりテレビは、視聴者は「味」を求めているってことです。
頭がいい、弁が立つ、笑いをとりに行けるなどいろんな才能の中に、日本では特に「味」という要素があるお陰で、プロレスラーだってバラエティーで人気者になれる可能性があるんです。
あの野獣・中西学しかりです。
まるで味覚に「うまみ」があるかのように、日本では「味」という才能を見出しました。
これからもプロレス界を盛り上げるために、新日本のみならず、他団体のイケメンレスラーを中心に、面白い味のあるレスラーはどんどんバラエティ番組に出演した方がいいんじゃないかな、なんて思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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