奥華子さんの想い出
image:公式ブログ
奥華子さんというアーティストさんを知っているかたは、どのくらいいるのでしょう?
劇場アニメ『時をかける少女』でファンになったという方が多いのではないでしょうか?
あのあたりで全国区になっていきましたから。
ラジオやUSENでもかかっているときがあるし、もうかなり知られた存在になっているはずです。
コマーシャルソングもいくつか採用されていますので、曲を聴けば「あ、このひとか」というアーティストさんです。
気になる方は「お部屋探しマスト」のコマーシャルを動画サイトで探してみてくださいね。
初期のころは、柏、津田沼、船橋、亀戸あたりでこつこつ路上ライブをしていた女性でした。
僕は路上ライブをしていたころからのファンです。
この頃は音源を聴く程度ですが、数年前までは足しげくコンサートに通っていました。
津田沼駅でまだ路上ライブで弾き語りをしていたころが懐かしいです。
今は無き亀戸サンストリートのライブには行ける日は必ず駆けつけていました。
伝説の津田沼パルコライブ、ダイエーコンサートにも駆けつけました。
年末のダイエー前の年越しライブで、極寒の中で白い息を吐きながら聴いたことも忘れません。
そういえばダイエーももう今は無き、なんですよね。
あの日初めて母を連れて一緒に聴きにいきました。
歌手である母親は「素敵な歌い手さんね」と気に入ってくれました。
本当に地元を盛り上げ、地元に愛されたアーティストさんです。
「ガーネット」など好きな曲がいっぱいありますが、特に初期の曲が好きです。
初期の曲って、しっとりとした曲(暗めの曲)が多いんですよね。
本人の性格が出ているらしいので(笑)、余計に好きなのかもしれませんね。
「雲よりも遠く」
「鳥と雲と青」
「虹色の目」
「小さな星」
「涙の色」
「笑って笑って」
「ta la la」
「花火」
「窓辺」
こうした初期の曲は、彼女が好きな雰囲気、知って欲しい内面が反映されているのかもしれません。
途中でポニーキャニオンに所属しバックアップを得られるようになり、少し売れる曲作りを意識するようになった判断は間違っていません。
どんどん地元から離れていく寂しさはありましたが、全国区に育っていったのをみてとっても嬉しかったです。
映画で彼女の声を聴いたときには感動して鳥肌が立ちました。
あの感動は、ずっと応援をしてきたひとだけがもらえる「特別ボーナス」みたいなものですから。
奥華子さんのコンサートに観客がゼロという大珍事
image:公式ツイッター
そんな奥華子さんのコンサートに、観客がゼロという世紀の大珍事が起こってしまいました。
「奥華子の弾き語りダークナイト☆」で、限定版のCDに同梱された応募券がなければ応募できないイベントでした。15日に東京で開催された公演は、通常通り開催されています。
しかし、今日の大阪公演では、13時から開催された第一部は通常通り開催されたものの、第二部は開催時間になっても誰も来ず、奥華子さん16時29分には自身のTwitterに「集合時間過ぎても誰もいないです」「どうして」と動揺した様子でツイート。それから10分ほどして、メールが送信できていなかったことが判明したと語っています。原因は「システムトラブルか何か」とのこと。
出展:ねとらぼ
限定版CDに同梱されていた応募券で応募し、当選者が観覧できるという方式です。
どうやらメールシステムの問題で、当日の第2部の当選者にメールが送信されていなかったということのようですね。
公式サイトでも以下のように謝罪が掲載されていました。
出展:oku hanako official web site
以下が当日、奥華子さんがツイッターで発信していたツイートです。
誰よりも本人が動揺している様子がうかがえます。
プレミアムイベント2部の集合時間過ぎても誰もいないです、、、どうして、、え?
— 奥華子 (@okuhanako) 2018年7月16日
大変な事が発覚しました!
2部の当選メールがシステムトラブルか何かで送信されてなかった事がわかりました。泣
まさかの事態です。今、どうするか緊急会議してます。
今後どうするかまたここでもお伝えします。大阪2部に応募して下さった皆さん本当にごめんなさい。
— 奥華子 (@okuhanako) 2018年7月16日
この日に合わせて、予定を空けて応募してくれた皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
【奥華子プレミアムイベント大阪2部ご応募の皆様へのお詫び】httpss://t.co/KgXdK7OYms
— 奥華子 (@okuhanako) 2018年7月16日
いつもファンに感謝を忘れず、コンサートでも楽しませようと全力で頑張るひとです。
見た目より年齢がいってしまっているというのに会場を走り回るエネルギーは、「ファンからもらっている」と公言しています。
ファンが誰も現れず、それは焦ったことでしょう。
リカバリーは少し難しい
リカバリーをどうするかは気になるところです。
当選者に「実は当選していたので振替はこの日です」と知らせる場合、「その日では行けない」というネガティブな反応になってしまうので、今回の当選はいったん無かったことにするのではないでしょうか。
「お詫び」を読む限り、以下のように「再応募」という形式になりそうです。
つきましては、振替公演を実施させていただく所存です。大阪2部ご応募の方々には、
日時を振り替えさせて頂いた上で、再度
ご応募を募らせていただくという措置を
とらせて頂きます。
実際は誰が当選していたかは、誰も知らない状況になっています。
(正確にはスタッフのみが知っている状況)
再応募という方法をとることで、今回当選していた方にとっては事実上、知らぬ間に権利を失っており不平等になった形です。
大阪公演第二部に応募をした全員にとっては、複雑な気持ちだとは思います。
実際に、ツイッターではこうした意見を発信されている方もおり、多くのリツイートもありました。
独り言ですが、先ずは大阪2部の当落をいち早く当該者へご連絡するのが良いかと。公平を期すためには先ずそれが大事かと。応募した方々は期待を膨らませ、SNS上で混乱を招く発言も多くなりかねません。リカバーはその後じっくりでもファンの方は待ってくれるます。落ち着いて、落ち込まないで。
— ちゃづけ☆華花推し (@chauzke) 2018年7月16日
当選者にこのまま公表しないことが最善なのか、公表をしたうえで再応募を募るのか?
いったん当選者に事情を説明することが誠意のような気もしてきました。
いったいなにがベストな対応だと思いますか?
こうした事態が起こると、SNSはアーティストや事務所の対応を避難するコメントで炎上することが多いように思います。
では奥華子さんのファンはどんな反応を示しているのでしょうか?
奥華子さんのファンはとても優しい
image:公式ブログ
こんな事態にはなりましたが、ファンのツイッターの反応を読む限り、彼女やスタッフを責めるひとはほぼいないようです。
これはその一部です。
「そうだきっと ピンチの後に 必ずチャンスがやってくる」(未来地図)
です。
大阪のファンの皆様、ポニーキャニオン様、福田社長、奥華子さんにとって最善の結果となりますよう願っております。— 下山田 うどん (@smymd) 2018年7月16日
誰のせいでもないですから大丈夫です😊
どうか自分を責めないでくださいね
振り替えライブで大阪2部に応募した方が楽しく笑顔になれますように…✨
今日はゆっくり休んでください😊— あーみや (@hanachan_a_miya) 2018年7月16日
大丈夫ですよ(*^^*)
大阪二部に応募した方々の楽しみが増えたと思って頂ければ、良いのではないでしょうか?
ただ、東京・大阪一部に参加された方が、再度応募出来る形になってしまうと、大阪二部に応募した方々の抽選範囲が狭くなってしまうかと思われるので、その辺を考慮すれば良いかと思いますよ?— エメラルダ (@hikaru_CLAMP) 2018年7月16日
ざっと見た限りでは、こうした優しい反応、励ましに溢れていました。
それは奥華子さんというアーティストさんが、いったいどんな楽曲を歌い、ファンにどんな影響を与え、どんな存在である続けているかということが強く関係しているはずです。
奥華子さんのラジオ番組を聴いていた時代に投稿者の方の声が温かかったことを覚えています。
皆さんが辛い時、寂しいとき、悲しいときに、奥華子さんの歌に励まされました。
そんな感謝と応援の声に溢れていました。
だから彼女がピンチになったとき、誰も彼女を責めることは無いのだろうと思います。
まとめ
優しい反応は皆さんにお任せし、僕は彼女の音楽が好きだからこそ厳しい評価をしたいと思います。
きっと、誰も入場者が表れず、本人も動揺していたでしょうし、真っ青になっていた担当スタッフの姿が目に浮かぶようです。
こんな事態になれば、振り替えのために余分に会場を押さえなければいけませんので大きな赤字を出してしまったかもしれませんね。
これはきれいごとではなく、商業ベースに乗せている以上は非常にシビアです。
同じことを繰り返せば業界での評価を下げてしまいかねません。
実際はメールシステムのトラブルだとしても、送信がしっかりされているかどうかは確認の方法はいくらでもあります。
BCCに送信者、数名の関係者のアドレスを入れておく、事前にテストメールで外部のフリーメール宛に送信テストを行う、などの方法です。
このようにすると、どこでメールが止まっているかある程度の特定までできます。
第一部のメールが送信されていたから、同じ方法で送信できているというのは、送信チェックの手順としては甘いと言わざるを得ません。
実は下書きフォルダに入ってたなんて凡ミスはいくらでも見てきましたが、チェックの手順さえあれば防げました。
そうした対応を怠っていたことは事務所のスタッフの責ではありますが、恐らく十分に反省をされていると信じましょう。
この経験が次に活かされて、同じ過ちがおこならないようしっかりとした対策が講じられることが最も大切なことです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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