紀州のドンファン事件
初めに一つお伝えしておきます。
僕は野崎さんの妻や家政婦の味方ではありません。
真実を知りたいと思っています。
かねてより報じられている紀州のドンファンこと野崎幸助さん(77歳)が遺体で発見された事件です。
体内からは大量の覚醒剤が検出されており、死因は「急性覚醒剤中毒」。
遺体発見は2018年5月24日。
第一発見者は妻でした。
死亡推定時刻は午後9時ごろとされています。
覚醒剤は口から摂取されていることが分かっており、他殺を疑われています。
野崎さんとは?
出典:RBB Today
若いころにコンドームなどの販売などで成功し、その後の主な商売は「金貸し」。
多くの債権を持ち、返済と利子で財を成しました。
現在もある和歌山の「株式会社アプリコ」という会社です。
いつもバッグに札束を持ち歩いているいわゆる絵に描いたような「昭和の成金」ですね。
テレビにも出演し、著書もあります。
こちらが著書です。
とても刺激的な言葉で埋め尽くされていました。
コメント欄が事件のことで埋め尽くされているので気になれば以下のリンクからのぞいてみてください。
その特異な考え方は世間を驚かせました。
「14歳で童貞を捨ててから性欲が衰えたことがない」
「美女4000人に30億円を貢いだ」
「2016年2月に交際していた27歳の女性に6000万円の金品を盗まれた」
「死ぬまで現役」
「いい女を抱くために私は金持ちになった」(著書)
そんな野崎さんは2017年に、22歳の若妻と結婚していました。
若妻とは羽田空港で出会い一目惚れをし、「月100万円あげるから結婚して欲しい」と口説き落としたと著書では武勇伝のように語っています。
しかし、実際はかねてから野崎さんが使っていた高級デートクラブの紹介で知り合った女性だったと後日伝えられています。
デートクラブでは、
- 身長が170cm以上
- とにかく美人
- 20歳~25歳まで
というなかなかの条件を提示して紹介してもらったようです。
そうした「美女に見境がない」「見栄っ張り」なところが彼の特徴をよく物語っていたのかもしれません。
しかしその貪欲さが彼を成功に導いたとみれば、それもまた人の生き方なのでしょう。
紀州のドンファン事件のあらまし
出典:ツイッター
これは家政婦の説明を交えて時系列で書いていきます。
信ぴょう性も含めて分かりませんが、これが現在分かっている「あらまし」です。
5月24日の正午ごろ、野崎さん、妻、家政婦の3人で昼食を食べたそうです。
家政婦は午後4時ごろに野崎さん宅から外出。
その時野崎さんは2階の自室にいたそうです。
家政婦は午後7時ごろに帰宅。
午後8時~9時ごろ、家政婦と妻が1階でテレビを観ていると、2階からコンコン、ドンドンと音がしたそうです。
この、「コンコン、ドンドン」という音が何だったのか、本当に音がしたのかは分かっていません。
その時は野崎さんが床を踏み鳴らして怒っているのか?と思い確認しなかったとのこと。
午後10時30分ごろ、妻が就寝するため2階にあがり、遺体を発見。
遺体は覚醒剤による影響で、死後硬直が始まっていた模様。
遺体の姿は異様で、ほぼ全裸でソファに座ったまま死後硬直しかかった状態だったようです。
野崎さんは致死量を超える覚醒剤を口から摂取したとみられています。
野崎さんは著書の中で「覚醒剤はしない」と宣言をしています。
また覚醒剤とは非常に「苦み」を感じるもののようで、口から摂取せず、注射などで体内に入れることが一般的です。
このことから本人が口から摂取したとは考えにくく、世間、マスメディア、ネットでは揃って22歳の若妻と家政婦を疑います。
「毎晩飲んでいたビールに混入させたのでは?」という憶測も流れています。
遺産目当ての殺人だ!
この日から紀州のドンファン事件は連日、テレビや雑誌を賑わせることになりました。
妻、家政婦共に無実を訴えており、捜査には全面的に協力をしています。
2人はどうしても怪しまれる立場なので、自らの潔癖を証明しなければいけません。
家政婦(66歳)の自宅マンションも家宅捜査が入っています。
捜査当局は、家政婦が外出をしていた事実のアリバイと、自宅に帰ってから何をしていたのかも捜索の対象にしているものと思われます。
また妻は野崎さんが死亡後に、東京の別宅に戻っており、5月6日に捜査協力のため和歌山の自宅に帰り捜査員から死因などの説明を受けています。
自分の夫が死亡したにも関わらず、なぜ別宅に戻っていたのかは不明です。
妻は世間やマスメディアの犯人呼ばわりに対して、
「月100万円あげるから結婚して欲しい」と言われて、お金の為に結婚したのに殺すはずがない
と堂々と言ってのけています。
これはさすがに、ちょっと引きました。(^^;;
野崎さんの葬儀
野崎さんの葬儀で、野崎さんの親族と妻の間に亀裂があったことが伝えられています。
「(野崎氏の)親族のひとりが怒鳴っていて。『いくらなんでも、おかしいんじゃないか』って。別の親族は『通夜の場でそんなこと言うものじゃない』となだめていましたが、Sさんはヘラヘラ笑っていたんです。
それを見て先ほどの親族が『挨拶もないんかい』『なんで笑うんや』『死んで嬉しいんかい!』と怒鳴っていました。それを見てもSさんはスマホをいじっていた」
翌日の葬儀でもスマートフォンをいじる姿が目撃されていたというが、棺に花を入れる時には、周囲の泣き声とともに、Sさんも鼻をすすって目に涙を浮かべていたという。
葬儀の場でスマートフォンをいじっていること自体は、何か故人の関連で喫緊の連絡があったとすれば別におかしいことではないのでしょうけど、「ヘラヘラ笑っていた」という言葉は、親族の妻への強い不信感を感じさせますね。
ただこの発言は、野崎さんと妻の結婚には反対していたはずなので、もともとの不信感からのバイアスが掛かっているとみるべきです。
愛犬イブちゃんの急死の謎
野崎さんには、誰よりも人間よりも可愛がっていた愛犬イブちゃんがいました。
野崎さんは周囲の信頼する筋に、イブちゃんに遺産を全て相続させると話していたそうです。
野崎さんが亡くなる直前に、何故かイブちゃんが急死しています。
それも、のたうち回って苦しみながら息絶えたといいます。
深夜体調の悪いイブちゃんを車に乗せて病院に向かっている時、おとなしく一切ひっかいたりしないイブちゃんが、野崎さんに爪を立て、腕や胸などをひっかきながら苦しんでいたといいます。
18歳(人間で言うと90歳)の高齢だったとはいえ、そうした暴れ方をして死ぬということは通常考えられないと専門家は言います。
野崎さんは、家政婦に「何を食わせたんや!」と激怒していたそうです。
野崎さんと旧知の関係でイブちゃんの葬儀にも参加したデヴィ夫人は、その異様な死に方を不審に思っていたようです。
この一件で、野崎さんはかなり悲しみ、憔悴していたようです。
2~300人ほどの人を招待してのイブちゃんのお別れ会を企画しているさ中に、野崎さんが変死を遂げてしまいました。
まるでイブちゃんの後を追うかのようなタイミングです。
その異様な死に方から、イブちゃんも覚醒剤で死んだのでは?と疑われました。
当時、妻はイブちゃんの遺体を火葬してあげましょうと提案していたそうですが、野崎さんがそれを断り、埋葬になったそうです。
「イブちゃんに遺産を全て相続させる」と周囲に話していたことと、火葬を勧めた経緯もあり、警察はイブちゃんの遺体を掘り起こして検死を行いました。
6月末に出た結果は「シロ」。
イブちゃんの遺体からは覚醒剤反応が出なかったと捜査当局は発表しています。
一部では「トリカブトでは?」という噂も流れているようです。
捜査当局が検死後も遺体を返却しない理由は、その辺りまでさらに詳細な検査をしているためかもしれません。
野崎さんと妻の関係の悪化
結婚当初、野崎さんは55歳も年下の美人妻と結婚して、周囲に自慢していたそうです。
野崎さんは「さっちゃん」と呼んでいました。
55歳差もあり周囲から反対の声ありましたが、野崎さんが一方的に惚れてしまい、
結婚してくれなければ、ビルから飛び降ります。
とまで情熱的に口説いていたようです。
しかし、野崎さんが亡くなる前にはその関係は冷え切っており、周囲に「離婚する」と伝えていたそうです。
その原因は、妻が過去にセクシー女優をしていたことを知ったことと、家事を何もしないことなどで同居してすぐに愛想を尽かしてしまったと報じられています。
ただ、このセクシー女優をしていた過去を知ったという報道はちょっとマユツバですね。
そんな過去の話が容易に伝わる程度のことなら、周囲から反対の声が上がったときに先に伝えられていそうです。
周囲には、
あの女はだめや。家のこと何もしないしもう離婚したい。
と漏らしていたと言います。
野崎さんにはもう別の愛人がおり、その愛人と結婚をしたいと周囲に漏らしていたとも伝えられています。
野崎さんの妻の説明では、野崎さんは妻に離婚届けを手渡しながら「もっと大事にして欲しい」と冗談半分で言っていたそうです。
妻にしてみれば今さら離婚などされては、という想いを抱いてもおかしくない状況です。
しかし妻は、「離婚というのは冗談めかして言っていたと思う」と語っており、自分が離婚話を本気に受け取っていなかったと弁明しています。
野崎さんと家政婦の関係は悪化していた?
出典:とくダネ
竹田純代さんと言うそうです。
普段は東京都世田谷区にお住まいで、野崎さんのスケジュール管理などをされ、呼び出されたら行くという生活だったようです。
事件当日も呼び出され、一度外出をしているという行動をされています。
野崎さんはこの家政婦にも「遺産を4000万円譲る」と言っていたと、デヴィ夫人が語っています。
六本木でバーか何かをしている方で、会社の名義を彼女にしていたこともあった。
遺書にそのお礼として彼女に4000万円残していると言っていました。
と語ったそうで、その話が本当であれば、家政婦はその遺産がもらえることを期待していたはずです。
しかし、その後に「イブちゃんに全額を相続する」と周囲に漏らしていたとすると、家政婦には一円も入らないことになります。
捜査当局はその辺りの情報も含めて捜査を進めているようです。
妻の素顔
週刊新潮で、野崎さんの妻の素顔が公開されました。
この写真は当初マスメディアではボカシをかけて隠していました。
「黒髪の美女」と報じられていましたが、確かにその通りでした。
野崎さんはこういった女性が好みだったんですね。
そしてネットではこの女性が、須藤早貴さんであると拡散されました。
現在の名前は野崎早貴さんですが、旧姓は須藤早貴さんというそうです。
どうも一部の業界では有名な方だったらしく、週刊文春でもその過去を暴いています。
出身は北海道札幌市で、東京都新宿区のマンションに住んでいました。
今も別宅として使っています。
職業は自称モデル、学歴は札幌ベルエポック美容専門学校を卒業となっています。
美容関係のお仕事を目指していたようですが、その後海外でモデルをしていると本人は話しているようです。
ご実家が開業医らしく、学生時代はかなり金遣いが荒かったなど、週刊新潮、週刊文春では「噂」について書き散らしていますが、それはあくまで「噂」なので片隅に置いておきましょう。
出典:ツイッター
出典:ツイッター
ネットで既に発見されているためこれはかなり信ぴょう性の高い情報のようですが、セクシー女優をしていた過去があるようです。
いわゆる素人系のセクシービデオ(AV)で、頻繁に源氏名を変えて出演をするものですが、ネットではそうしたセクシー女優の本人特定に異才を放つ方がおられるので、ほぼ間違いないと言われています。
ネットの反応
ネットでは妻の素顔が報じられて以降、ますます怪しむ声が高まっているようです。
ただ忘れてはいけないのは、現時点で彼女は「容疑者でもなんてもない」ということです。
マスメディアの「噂」に振り回されないようにしてくださいね。
紀州のドンファン嫁の須藤早貴、東京の実家に帰るとか何とかで見送りに立ってた野崎幸助氏を完全無視・素通りして一言も交わさず車に乗り込んで行くの見て引いた。そのくせ自分庇う為にのうのうとバイキングでお涙頂戴か。腐っとる。メディアに出て潔白を証明しようとかサイコパス詐欺師の常套手段やん pic.twitter.com/XZB9Pz4MyX
— 全能さん (@EyesSeeYou666) 2018年6月19日
和歌山のドンファンの22歳の妻、旧姓須藤早貴。実家は札幌。父親は医者。この女のインスタ見たら、ろくな女やないことがわかる。こいつが犯人や。違うかったら、わし、Twitter引退したるわ→ pic.twitter.com/MyOMQrGmdw
— しばくぞおじさん (@kZbgRxzdT3I7AJc) 2018年6月8日
紀州のドンファンこと野崎幸助の若妻…こんなとこまで調べあげられちゃうのね(涙)
【名前】:須藤早貴
【出身地】:北海道
【出身校】:札幌ベルエポック美容専門学校
【年齢】:22歳
【職業】:ファッションモデル・AV女優(朝までハシゴ酒 09 in 恵比寿駅周辺 レナちゃん 21歳 大学生) pic.twitter.com/56UlUom0b0— Pink Hacker (@senbei0401) 2018年6月6日
まとめ
これまでBuzFixではこのニュースからは距離を置いていました。
2018年6月末時点で、2人の犯行を示す確たる証拠は見つかっていないからです。
決定的な証拠になるだろうと言われていたイブちゃんからも覚醒剤は検出されていません。
きれいごとではなく、もし本当に別の犯人がいる可能性も否定できません。
しかし週刊誌で素顔まで晒されてしまい、ツイッターなどSNSでもまるで「犯人だ」と決めつける論調が多すぎることが気になったので、そうした決めつけの主張に対してのアンチテーゼとしてあえて記事にしました。
6月末の捜査で野崎さんだけが開くことができたはずの金庫を妻の立ち合いのもとで確認しましたが、中には現金が一切入っておらず、雑然と衣服などが入っているだけだったようです。
野崎さんの会社の役員には自宅に大金を置いてあると言っていたそうなので「消えた現金」の行方が気になります。
またイブちゃんに遺産相続するなら遺書があったのかどうか、デヴィ夫人が話す「家政婦への4000万円」についての遺書があったのかどうか。
もう少し捜査状況をみてみませんか?
ネットはマスメディアを叩く時もあるのに、誘導されるように週刊誌の「噂」を拡散する矛盾に気づかないといけない。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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