タイ洞窟で救助された13人が記者会見
本記事は『グッド!モーニング』の画像をもとに再構成しております。
2018年7月18日、タイ北部チェンライ県の秘境の洞窟で水が流入し出られなくなった少年12人とコーチ1人の記者会見が行われました。
サッカーチームのユニフォームで入場、いきなりボールリフティングで元気さをアピールするという演出。
現地ではそういう演出が好まれるのかもしれませんね。
日本では「ダイバーさん亡くなってますけど、浮かれ過ぎ?」と、特にネットで総スカンになりそうです。
7月12日に救出されてから、約6日間の精密検査と、ちょっと巻きで退院した少年たち。
驚くべき回復力です。
子供って凄い。
というか唯一大人だったコーチのエッカボンさんも凄いです。
子供12人をパニックにさせずに生還させたのは、半分はエッカボンさんの「瞑想」と「統率力」があってこそかもしれませんね。
とにかく動き回らないで体力を温存するように待っていたことが生き残るには大正解だったようです。
もしパニックになり水に入って身体を濡らしてしまえば体温低下で死んでしまったかもしれません。
記者会見と家族との対面
空腹をしのげた理由がエッカボンコーチが教えた「瞑想」にあったと、救出中から話題になりました。
BuzFixでもその効果に注目し、記事にしました。
少年はこのように答えています。
お腹が空いても考えないようにした
「瞑想」というと高尚な印象がありますが、少年たちにとっては「動かない理由」「考えないようにする方法」だったんですよね。
救出中の報道では、「持っていたお菓子を分け合って9日間待っていた」としていましたが、実際は食べものは何も無く、洞窟内の水だけで飢えをしのいでいたことを明かしました。
これはなかなか驚きですね。
栄養失調に陥りそうですが…。
恐らくご家族の心労などを考えあえて楽観的な報道をしていたのでは、と思われます。
僕たちが報道で聴いていた状況を遥かに超える壮絶な救出劇だったことを思わせます。
ハリウッドの映画化の話が来ているらしいのでどこかからか演出が入ってそうですが…
救助活動で死亡したサマーンさんに対しては、ちゃんと謝罪と感謝を述べました。
亡くなったサマーンさんを弔うために、13人一緒に同じお寺に出家をしますと述べられました。
タイ仏教では、3か月から半年くらいの短期出家というものがあるそうで、亡くなった親族の弔いなどを目的として短期間だけお寺に出家するそうです。
サマーンさんを弔って、短期間でもお寺で過ごそうという想いは、彼らの誠意をしっかり感じられました。
救出されるまでの間一緒に過ごしてくれたタイの海軍特殊部隊員がいたそうで、少年たちはその隊員にかなり親近感を持ったそうです。
将来はサッカー選手になりたかったが、特殊部隊員にもなりたくなったと語りました。
会見が終わると、26日ぶりに家族の元に帰っていきました。
本当に奇跡の生還。
生命と家族の大切さをしっかり刻んで欲しいですね。
実は救助隊に日本のあの素材が!
日本のコドモエナジーという会社が開発した「ルナウェア」が、救助で活躍していたことが分かりました。
もともとコドモエナジーの岩本社長は、アジアに広めようとタイも含めて「ルナウェア」を売り出していました。
そこで今回の救助のために白羽の矢がたったようです。
ルナウェアは陶器なので水に強いです。
また1時間の蓄光で12時間も発光し続けられます。
この特性が、まさに暗闇での救助活動にハマったというわけです。
このように、ダイバーたちの背中に巻き付けたり、貼り付けて使用したそうです。
周囲を照らすというより、仲間同士で位置を知らせ合うのに大きな貢献をしました。
ルナウェアは日本でも徐々に広まってきています。
こうして足元を神秘的に照らすような使い方もされています。
まとめ
会場に入るなりリフティングを始めたり、当初の情報より遥かに厳しかったとどんどん盛られている感もあり、正直いうと茶番感を感じる記者会見ではあったんですが、とにもかくにも少年たちが無事に生きて戻れて良かったですね。
あとはハリウッド映画化の話とか来ているそうなので、この少年たちの経験を、純粋さを大人たちの欲深さで濁らせてしまうことだけはやめて欲しいですね。
まさかと思いますが、映画化のために盛っていたなんてことは無いと信じたいですが。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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