猛烈な台風24号が列島縦断の見込み
image:アレクサンダー・ゲルスト
台風24号「チャーミー」が日本に上陸します。
以下は、ISSに滞在している欧州宇宙機関(ESA)のアレクサンダー・ゲルスト飛行士が撮影した台風24号をツイッターに投稿したものです。
As if somebody pulled the planet’s gigantic plug. Staring down the eye of yet another fierce storm. Category 5 Super Typhoon Trami is unstoppable and heading for Japan and Taiwan. Be safe down there! #TyphoonTrami pic.twitter.com/4VmY2hhj2c
— Alexander Gerst (@Astro_Alex) 2018年9月25日
ゲルストはこのように呟き、その驚嘆を表現しました。
まるで誰かが惑星の巨大な栓を引っ張ったかのようだ。
台風24号の目の直径だけでも100キロ。
この写真をみると、目の中で渦を巻いていることがわかります。
全体を俯瞰してみるとまるで地球を覆ってしまいそうです。
これだけ大きな台風24号ですが、偏西風に押されてどんどんとスピードを増して北上していきます。
スピードを増すと台風はさらに風が強まるため警戒が必要です。
列島縦断は週末から週明け
image:グッド!モーニングより
「猛烈」から「非常に強い」にワンランク下がって列島に上陸するとみられています。
それでも中心付近の風速45mに達しますので、非常に危険です。
沖縄はもう暴風域に入っています。
九州から本州へは土曜日から月曜日にかけて通過していくとみられています。
関西は大阪府の上空を通過する可能性も高いため事故が危ぶまれます。
関東も日曜夜から月曜日朝にかけて上陸する恐れがあります。
直撃せず少し東西にそれたとしても、引き続き強い風にさらされることが懸念されます。
週明けに出勤される場合は、状況をよくみて判断をお願いします。
くれぐれも無茶はされないようお願いいたします。
河川の氾濫は?
秋雨前線による先行降雨により、台風25号が到達する以前に大雨にさらされるとみられます。
その後に台風24号による強風と大雨が続くことで、河川の増水・氾濫も懸念されます。
自治体が用意するハザードマップに目を通して置いてください。
まとめ
image:グッド!モーニングより
画像をみると、風雨ともに非常に強力であることは一目瞭然です。
ここはちょうど南から急カーブして北上するところなので速度がいったん低下しています。
進路を北に向けると一気に速度を増し、風雨の勢力が強まる可能性があります。
西日本豪雨被災地、北海道地震の被災地など、今年多くの傷ついた被災地ではまだ河川の土砂のかたずけなどが終わっていない地域もあるとききますので、影響が心配です。
それ以外の地域でも無用な外出を避け、とにかく命を第一に行動していただければと思います。
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