アカシャエビが豊漁!
image:モーニングショーより
2018年、愛知県の「エビの王様」、アカシャエビが豊漁です!
アカシャエビは一般的には「サルエビ」と呼ぶそうです。
大きいもので体長10センチ前後まで成長します。
甘くてプリプリのアカシャエビを使ったかき揚げ!
美味しいんですよ、これ!!
豊漁の理由はなんと暑い夏!?
あの忌まわしい土砂降り!?
辛い夏も豊かな恵みになるひとつの例としてこの記事を書いていきますね。
例年の3倍という豊漁
image:モーニングショーより
アカシャエビは普通のエビよりも甘くて、食感も良いのです。
生で食べるとプリプリ、コリコリとします。
エビでコリコリという食感はあまり聞かないですよね。
それを揚げるとどうなるか、想像したた食感好きにはたまらない一品です。
アカシャエビというのは愛知県での呼び名で、一般的にはサルエビといいます。
主にかき揚げ、から揚げ、塩ゆで、釣りえさとして使われています。
そんなアカシャエビが例年にないほどに豊漁です!
豊浜漁港での例年10月中旬までのアカシャエビの捕獲量は、過去3年で平均3トンだそうです。
ところが2018年は10.5トンと、3倍の水揚げになっています。
みてください、このカゴいっぱいのアカシャエビ!
image:モーニングショーより
アカシャエビ?
食べたことないかな?
そうお思いになったあなた。
愛知県の名物として、天むすやエビせんべいに使われているそうですよ。
実は食べたことあった!というヤツではないでしょうか(^^
値段は安いの?
image:モーニングショーより
捕獲量が増えれば当然値段も下がります。
相場の半額程度まで下がってきているというから驚きです。
客単価1000円前後の飲食店では、普段アカシャエビは高価でほとんど仕入れていないそうですが、今年は多く仕入れているそうですよ。
上の画像のザルいっぱいの量で、なんと300円。
これなら買いますよね!!
たしかに普段は600円だと思うと、庶民の飲食店ではちょっと手が出ずらいのかも。
豊漁の理由は?
image:モーニングショーより
10月~11月に水揚げされているアカシャエビは6月前後に孵化したものです。
2018年6月は平年よりも降水量が多く日照時間が長かったんですが、これが豊漁の理由です。
え?雨なのに日照時間が長いの?
そう思われるかもしれませんが、思い出してみてください。
一気に土砂降り、集中豪雨。
その後数日間晴れて40度越えという夏だったではありませんか?
多量の雨が降ったことで森林のミネラルが海に流れ出しました。
そのミネラルを養分として、かつ太陽の光合成の力を得て、植物プランクトンが大量に発生しました。
この植物プランクトンがアカシャエビのエサとなり、通常ならプランクトンの争奪戦となる沢山のアカシャエビが生き残り、生育されたということのようです。
まさに、辛い夏も豊かな恵みになるひとつの例だと思いませんか?
まとめ
image:モーニングショーより
アカシャエビ、関東ではあまり食べる機会が無いかもしれませんが、豊漁なので飲食店では仕入れているところもあるかも。
2019年も豊漁となるかは分かりません。
愛知県に旅行や出張でいった際には、是非是非、お試しあれ。
全品ですよ!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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