大阪北部で震度6弱の地震発生
大阪北部で大きな地震がありました。
交通にかなりの影響が出た模様です。
鉄道が走行不能となり、線路で下車し歩かざるを得なくなっています。
道路が崩壊し水道管が破裂、冠水しています。
鉄道の運行が不通になり、駅で足止めになる乗客が溢れかえっていました。
プールの壁が崩壊し子供たちに怪我、死亡事故
高槻市立寿栄小学校でプールサイドに沿った壁が外側に崩壊し、歩道を歩いていた子供たちが大怪我をしています。
プール脇の絵が描かれた壁面が一斉に倒壊し、歩道を塞ぐようになっていることがわかります。
倒れこんだ壁面は、残っている壁面の上に立っていた部分です。
「真っ二つ」に折れて倒れていることがわかります。
ブルーシートのある場所で、子供が怪我をした模様です。
倒壊した壁に衝突されたとみられます。
倒壊した壁が崩れて車道まで出ていることで衝撃の凄まじさが伝わります。
壁の鉄芯が折れているようですね。
この壁の倒壊で、9歳の女の子が心肺停止状態でしたが、亡くなりました。
10歳の男の子も怪我をしているようです。
女の子はこれからの人生をまっとうできなくなり本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
この事故で気になるのは、プールサイドの壁の中に「鉄芯」がきちんと入っていたのかどうか?ということです。
寄りの写真を見る限り、一定間隔で芯のようなものが見えますが、崩壊した壁の高さに対してかなり短いか、細いように見えますね。
同じ中央部分で一気にへし折れていることから、かなり弱っていたものと推測できます。
定期的な補強対策を怠っていた可能性もありますね。
有馬ー高槻断層帯が震源地
出典:地震調査研究推進本部
これまであまり大きな地震が無かった断層帯だったらしく、ノーマークだったことも被害を大きくした理由かもしれません。
以下に研究報告を掲載します。
将来の地震発生の可能性 [上に戻る]
地震の規模 : M7.5程度(±0.5)
地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0%~0.03% (地震発生確率値の留意点)
地震後経過率: 0.2-0.4 (地震後経過率とは?)
平均活動間隔: 1000年-2000年程度
最新活動時期: 1596年慶長伏見地震出典:地震調査研究推進本部
「マグニチュード7.5程度が30年以内に、0.03%」という予測からも、ここを震源として「震度6弱」(マグニチュード7程度)が起こる可能性は極めて低いと報告されていました。
まとめ
伊丹空港でも滑走路の点検などでフライトを取りやめています。
東京から大阪に戻る会社員や旅行客は、東京に留まらざるをえないなど、交通面ではかなりの影響が出ています。
また、6月18日の午前時点で、東淀川区の81歳の男性も亡くなっているそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
これからさらに被害が拡大する可能性もありますので、注意を怠らないようにしてください。
また、関東でも大きな地震がいつ起こってもおかしくはないということを重々心に留めて、災害対策を進めてください。
こうした地震体験から学んでいかなければ、亡くなった方々に申し訳がたちません。
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