僧侶の男が遺体損壊容疑で逮捕
image:グッド!モーニングより
札幌市の僧侶、長岡雅人容疑者(60歳)が、家族の遺体を損壊するという事件が発生しました。
長岡雅人容疑者は2018年8月27日に送検されています。
首を切断するという恐ろしい所業ですが、いったい何があったのでしょうか。
遺体は家族のもの
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自宅でみつかった男女遺体は、妻の長岡木ノ美(このみ)さん(58歳)、息子の親良(ちから)さん(19歳)とみられています。
死因は窒息死で、死後、首を刃物で切断されていました。
長岡容疑者は8月25日、以下のように話し豊平警察署に自首をしたそうです。
家に亡くなった家族がいる
罪を償うために来た
このように話し容疑を認めているものの、
電波が飛んできている
という趣旨の供述をしており、警察は慎重に捜査をしています。
長岡容疑者が殺害したのかどうかを含め、慎重に捜査を進めているようです。
近所の評判は?
近所の住民の方は長岡容疑者についてこのように人柄を話しています。
気さくで「そうだよねー」とか
お坊さんにしては珍しく優しい話し方
くだけた話し方をする方でしたよ
普段は穏やかで親しげな人柄だったようです。
その心には、他人からは計り知れない心の闇があったのかもしれません。
事件の前から家族に、「命を狙われている」などと発言していたようなので、精神に異常をきたしているようにも感じられます。
親良さんの最後のLINE
これが親良さんが最後に送信したLINEです。
午後1時25分に「40(分)過ぎに行く」と返して、それっきり返事が無くなったようです。
この時間から、長岡雅人容疑者が8月25日に自首するまでの間に何かがあったことを表しています。
未然に防げるのか?
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僧侶や神主が家族を殺害してしまうという事件は、富岡八幡宮殺人事件が思い出されます。
こちらは怨念が募っての計画的な犯行でしたが、今回はいったいどういう理由があったのでしょうか。
いかなる理由があったとしても、人を殺めてはいけません。
しかし、殺害をする家族には、何も兆候が無いということは無いはずです。
多かれ少なかれ、「何かの兆候」は見せている考えるべきです。
特にここ数カ月、数日で異常な言動が目立つという場合は注意が必要でしょう。
今回も家族に対して、「電波が飛んでいる」「命を狙われている」という発言をしており、息子の親良さんは周囲に相談をしていたようです。
では家族に異常な言動が見受けられるような場合、いったい何を基準に、誰に相談をすべきなのでしょうか?
どのように最悪の事態を防げるのでしょうか?
これはとても難しい問題です。
日夜同じ屋根の下で暮らしている家族だからこそ、迂闊なことが出来ないためです。
もしちょっと変だからと警察に訴えても何もしれくれませんし、むしろかえって怒らる危険性があります。
そういうときにできることは、まず家族の中で異常な言動がみられるひとに対して、自分たちがどういう接し方をしているかを客観的に見つめてみることではないでしょうか。
異常な言動のある家族がいると気付いた際に、それを面倒だからと日常の中に溶け込ませず、「何かおかしい」と感じ、改めてみることが取り返しのつかない事件を未然に防ぐ手立てになるのかもしれません。
ただし、今回のように、突然異様なことを話し始める場合は悠長なことをしていられないかもしれません。
明らかに精神異常の可能性があるため、早期に病院へ相談することが良いかもしれません。
まとめ
image:グッド!モーニングより
神職や僧侶のような仕事をしている人は誤解をされがちですが、聖人ではないということです。
神や仏に使える仕事ではありますが、神職や僧侶が神や仏ではありません。
同じ人間だということは改めて周囲も気づく必要があるでしょう。
もし危険なものを感じるのなら、周囲が家族に語り掛け、客観的に異常性を訴えることも有効だと思います。
異常をきたした人に呼び掛けても、そうした人は自身を客観的にみつめる正常な思考ができなくなっていますので、周囲が気づくことが大切です。
こうした事件が少しでも減ってくるといいのですが。
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