台風19号(ソーリック)、台風20号(シマロン)のW台風
台風19号、台風20号が発達しながら近づいています。
2つの台風がほぼ同時に日本に近づく、ダブル台風になっています。
7月から8月にかけ、20個の台風が発生したのは異例です。
これまで台風12号、台風15号が日本本土に上陸しています。
台風が大量発生している理由は、海水温度です。
日本の南の海水温度が高く27度に達しています。
7月の酷暑だった温度が8月に入って海水温度を高めているようです。
台風は海水温度が27度以上で勢力を維持・発達します。
そのため台風が発生しやすい状態になっています。
台風19号の影響は?
台風19号はもう奄美大島に上陸し猛威を振るっています。
台風19号は「非常に強い勢力」のため、接近しただけで周囲への風雨の影響を与えます。
東西に雨雲が伸びており、長時間、雨が降ります。
このまま勢力を弱めながら朝鮮半島の方に進み、温帯低気圧に変わるとみられています。
ウェザーマップは夜間に大雨が襲うと警鐘を鳴らしています。
九州や四国では台風19号の影響ですでに300ミリを超える大雨になっている所があります。台風19号と、これから近づく台風20号の影響で、西日本の太平洋側や東海では24日(金)にかけて大雨が長引く見込みです。災害につながる記録的な雨量になるおそれがあり、早めに避難を検討することも必要です。
出典:ウェザーマップ
台風20号の影響は?
台風20号は日本本土に上陸する見込みです。
上陸する場合、週後半には四国、関西、近畿、中国地方に直撃します。
太平洋高気圧が東に退くことで、台風20号も東に向きを変えていきますが、現時点で関東へ直撃する可能性は無くなったです。
しかし台風20号は台風19号の「後追い台風」となります。
通過した台風19号は「非常に強い台風」のため、台風20号が本土に到達した際にどう干渉するかが分かりません。
台風19号が十分に勢力を弱めていればよいですが、台風19号の影響を受けてより強まる可能性もありますので、要注意が必要です。
台風20号は23日(木)午後から24日(金)にかけて、強い勢力を保ったまま西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。台風19号と台風20号、2つの台風の影響を長く受ける地域では災害につながる危険な大雨になる見込みです。
出典:ウェザーマップ
被災地への影響は?
台風20号が西日本に上陸する見込みのため、西日本豪雨の被災地への影響があります。
土砂災害と、被災地の土砂が入り込んだ河川の整備が済んでいない場合は河川の氾濫、浸水などの備えが必要です。
平成30年7月豪雨の被災地でも激しい雨が降り、大雨が予想されています。早めの備えが必要です。今回は、台風が近づく夜間に大雨となるおそれがあります。非常用品の確認、側溝の掃除や片づけなど、対策は早めに行いましょう。
出典:ウェザーマップ
まとめ
台風19号、台風20号が多量の湿気を持ってきています。
この湿気や風が大雨に繋がります。
台風が直撃しない地域でも集中豪雨には要注意が必要です。
くれぐれも油断のないようご注意ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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