日光で行方不明になったティフェンヌ・ベロンさん
フランス人観光客のティフェヌ・ベロンさん(36歳)が行方不明となってから2週間が経過しました。
2018年7月28日に宿泊先に到着、同日外出をしてから戻って来ませんでした。
警察は今現在も捜索中ですが、決定的な手掛かりは見つかっておらず、事件の可能性も含めて捜査を進めています。
ティフェンヌ・ベロンさんはてんかんの持病があり、宿泊先には薬がほとんど残されていたことから、途中で倒れてしまっている可能性があります。
主な持ち物は財布と携帯、小さなショルダーバッグだけだったようなので、到着した当日はそれほど遠くまで行く予定では無かったように思います。
遠出する場合、持病持ちの方は薬は多めに持参するのが鉄則ですから。
携帯電話が繋がらないため、電源が切れたか、充電がなくなったか、落として壊れたかが考えられます。
川に落ちているなら、防水携帯でなければ破損してしまうでしょう。
ティフェンヌ・ベロンさんに目撃情報
もう2週間が経ち、いわゆる「72時間の壁」(人間が飲まず食わずで生存できる限界時間))はとうに超えてしまっています。
もし事故でどこかで身動きがとれず、川の水だけでも飲んでくれていれば、もしかしたら、という一縷の望みにすがるしかありません。
そうした危機的は状況のベロンさんに目撃情報がありました。
男性登山者(70代)から、7月29日昼すぎに、外国人の女性を鳴虫山(なきむしやま)山頂から憾満ヶ淵(かんまんがふち)に下る登山道で目撃したとの情報が寄せられた。
男性は、「台風のさなかに、自分以外の登山者がいるとは思わなかったので印象に残り、覚えていた」と話しているという。
出典:FNN
鳴虫山と憾満ヶ淵の位置関係はこのような感じです。
鳴虫山は1000mを越える山です。
登山初心者には少しきついですが、ハイキングコースがあるので、もし他の登山者がいればその後をついていけば迷うことはなさそうです。
しかし当日は台風の影響でほとんど登山者はなく、日本語の看板も読めないベロンさんには、ルートを確認する術が無かったでしょう。
鳴虫山は1103mとあります。
このように看板が漢字になっています。
どの程度英語対応しているのでしょうか?
image:やまクエ
登山道でもなかなか急峻になっているようです。
image:やまクエ
ティフェンヌ・ベロンさんは日光東照宮から比較的近いところに宿泊していたようなので、憾満ヶ淵まで足を延ばしている可能性が高いと思います。
そこからまが差して、鳴虫山に登り始めてしまったとしたら、台風の影響下で非常に危険です。
ただ、この情報だけだと、ティフェンヌ・ベロンさんが下山していたのか、登っていたのか、迷っていたのかは分かりません。
この70代の男性もなかなかのお方ですが、きっときちんと準備をしておられたのでしょう。
ご兄弟からの切実な訴え
前回の記事でもご兄弟の切実な訴えについて記載しました。
フランスから日本に来て、ティフェンヌ・ベロンさんを絶対に見つけたいと捜索に協力を依頼しています。
どうか、ティフェンヌ・ベロンさんがどこかで、なんとか無事でいてくれますように。
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