EDM、そしてアヴィーチー(Avicii)との出会い
出典:edmmaxx.com
EDM(Electronic Dance Music)を好きになったのは、Ferry Corsten(SystemF)の “Out of The Blue” を好きになったことがきっかけでした。
httpss://www.youtube.com/watch?v=Qgx_V0So0qk
楽曲が気になったらこちらからどうぞ。
それからお休みのBGMは大半が綺麗めトランスになりました。
物足りなくなって、アメピグで日本人DJさんと友達になって、浅草の地下クラブにたまに出入りするようになったりもしました。
DJさんのオススメでDaniel KandiというDJの楽曲をヘヴィロテで聴くようになりました。
“Nova” という楽曲は本当に本当に美しい旋律で大好きです。
今でも時々テンションを上げたいときに爆音で聴いてます。
httpss://www.youtube.com/watch?v=ftgBcZRWO6k
いまから2年前に「ULTRA JAPAN」に参加したのはホントに刺激的でした。
そこで初めてアヴィーチー(Avicii)と、その音楽に触れて、一気にとりこになりました。
アルバムをすぐにダウンロード。
特に “Wake Me Up” と “Always On The Run” はヘヴィロテでしたね~。
通勤時、朝のラッシュもこれを聴けば元気になりましたっけ。
“Wake Me Up” はテレビ番組でもたびたび使われるので聴いたことがあるひとも多いはず。
野球のスタジアムでも合間に流したりしていますよね。
“Always On The Run” は疾走感がずば抜けています。
ランニングの時に聴くとジャストテンポで上げります!
それぞれどんな音楽か是非聴いてみてください。
ハマる人は絶対にとりこになるはずです。
httpss://www.youtube.com/watch?v=IcrbM1l_BoI
楽曲が気になったらこちらからどうぞ。
httpss://www.youtube.com/watch?v=xVs1fuEjneY
楽曲が気になったらこちらからどうぞ。
アヴィーチー(Avicii)はスウェーデン出身の音楽プロデューサー兼DJです。
印象としては、トランスというくくりではなくて、クラブサウンドとトランスとポップスのうまい融合という感じでした。
「歌もの」がとても美しい旋律で、北欧系EDMの特徴のように思っています。
David Guetta ( デヴィッド・ゲッタ)も同時期に好きになりましたが、2012年にコラボ曲「Sunshine」が第54回グラミー賞にノミネートされていたのを知って、2人の音楽性に共通点があったような気がしていたことは正しかったんだと妙に納得しました。
世界を駆け巡ったアヴィーチー(Avicii)の死去と原因
出典:ameblo.jp
大人気だったアヴィーチー(Avicii)がわずか28歳という若さで死去してしまいました。
まずはご冥福をお祈りいたします。
そして、本当に残念でなりません。
ツイッターの反応を少し見てみましょう。
やっぱアヴィーチー自殺なんかな
— ささぺっぴ (@SasapaaaaaEX) 2018年4月22日
アヴィーチーの死因が発表されてないと聞いてまず思ったのが自殺かドラッグの過剰摂取かなと思ってしまう
— 😺ろこ😺 (@Rokokko) 2018年4月21日
Aviciiが自殺したって説が騒がれてるから、俺も考えてみた。恐らく完璧主義だったAviciiが、曲を作りかけの状態で全てを投げ出したとは思えない。だからもし自殺だとしたら、その曲を自身が納得できる状態にしてあるはず。つまり完成させてると思う。
–次のツイート用–httpss://t.co/Mslte48D6l
— 🌛 (@04862_) 2018年4月21日
原因は、急性すい炎を患っていたため急死したと言われていますが、正確な死因は今のところ非公表です。
病状の悪化で 一昨年ライブ活動を引退していました。
病気は過度の飲酒が原因ではと言われています。
過度の飲酒は周囲の人間が目撃して分かっていたことでしょうから、病気の原因としては間違っていないのかもしれません。
それではお酒を病んでしまうほど飲んでしまうのは何故でしょうか。
僕の周囲にもお酒を浴びるほど飲んでしまうひとがいます。
単純に明るい酒だったらいいですが、その人は仕事の憂さを晴らすことが目的としか思えない飲み方をしていました。
その後肝臓を壊してしまいました。
医者から禁酒するよう指示を受けましたが、アルコール中毒になっていた彼にとっては地獄のような苦しみだったようで、うつ病になり会社を辞めてしまいました。
収入が断たれ禁酒も破り、離婚。
絵にかいたような転落でした。
アヴィーチー(Avicii)が同じだったとは思いません。
しかし、心が繊細な人ほど、大酒に頼ってしまうというのはあるようです。
世界では著名人でも、お酒とドラッグで自分の人生を終わらせたいと衝動的に思いつめて自殺をしてしまうケースが後を絶ちません。
激しいDJまでこなし、美しい楽曲を作っていた彼から繊細さを感じるのは難しかったかもしれません。
でもそれは周囲からみた彼の評価だっただろうし、強がっていただけかもしれません。
繊細さは時に自分の弱さを隠したいという相反する行動をとらせます。
そのため自分の悩み苦しみと、周囲の評価のギャップに苦しんで、お酒やドラッグに溺れてしまうということは、十分にあり得ることだったかもしれません。
何度も言いますがアヴィーチー(Avicii)がそうだったとは公表されていませんが、例えば27歳で急逝した尾崎豊に重ねることもできます。
彼は覚醒剤 (メタンフェタミン)中毒 による肺水腫と診断されました。
発見時は全裸でボロボロの状態で発見されました。
この状態に至る精神状態は最悪だったことでしょう。
周囲からは天才ともてはやされ、若者の気持ちの代弁者と持ち上げられ、凄まじい速度でトップへ駆けあがりました。
その内面は彼自身を救うことができずに苦しんでいたのかもしれません。
まとめ
出典:ELLE
こういう悲劇を、繰り返してほしくないと思います。
できる人間、天才、売れっ子と周囲が評価している人を、身近なひとはよく観察してもらいたいです。
何もアーティストに限ったことではありません。
会社でトップを走っている営業マンにだって同じことが言えます。
先日電通で自殺した若い女性にも同じことが言えます。
辛い状況を周囲に大っぴらに言えない雰囲気があって、押し殺して深夜まで働いていたのかもしれません。
でも、明らかに他の人より遅くまで毎日毎日残業させられていたら、気づいてあげられることはできたのではないだろうかと思ってしまうのです。
もし給湯室や女子トイレでこっそり涙を拭いている姿を見かけたら、産業医へ相談するという道があることを教えてあげて欲しいんです。
産業医がいない会社でも、心療内科へ相談はできます。
絶対にお酒に溺れたり、ドラッグに手を出したり、自殺という道を選ばないで欲しい。
アヴィーチー(Avicii)が自殺だったかどうかは今後もわからないままかもしれませんが、もしそうだったのなら、とにかく何もしないで数年休んでみて欲しかった。
お金も名誉も手に入れたけど満たされない苦しみがあったとしても、その時にみえていない幸せがあったかもしれません。
これからも素晴らしい才能があるアーティストが世に出てくるでしょう。
もっともっと、周囲は応援だけではなく、心に寄り添ってあげて欲しいと思います。
2018年5月12日更新
Aviciiの家族から、彼が自殺だったことを示唆する声明が発表されました。
これがその全文と直訳です。
余計な意訳をせずそのまま掲載させていただきますね。
Our beloved Tim was a seeker, a fragile artistic soul searching for answers to existential questions.
An over-achieving perfectionist who travelled and worked hard at a pace that led to extreme stress.
When he stopped touring, he wanted to find a balance in life to be happy and be able to do what he loved most – music.
He really struggled with thoughts about Meaning, Life, Happiness.
He could not go on any longer.
He wanted to find peace.
Tim was not made for the business machine he found himself in; he was a sensitive guy who loved his fans but shunned the spotlight.
Tim, you will forever be loved and sadly missed.
The person you were and your music will keep your memory alive.
We love you,Your family
出典:iFLYER
私たちの愛するティムは、失望した芸術的な魂であり、実存的な質問に対する答えを探し求めていました。
極端なストレスを抱えた状態でツアーを頑張った、行きすぎた完璧主義者。
ツアーをやめたとき、彼は幸せな生活のバランスを見つけて幸せになり、彼が最も愛していたことをやりたかった。それが音楽です。
彼は常に意味、生命、幸福について考えており、本当に苦労していました。
彼はもう続けることができなかった。
彼は楽になりたかった。
ティムは、彼が思ったよりもビジネスマシン用に作られていませんでした。彼は彼のファンを愛していましたが、彼は注目されることを捨てたのです。
ティム、あなたは永遠に愛され、皆は悲しみと恋しさに嘆いています。
あなたの自身とあなたの音楽は、あなたの記憶を私たちの中で生かし続けます。
私たちはあなたを愛してます。あなたの家族より。
リストカットだったとか、いろいろな噂は流れていますが、どんな死に方だったかは問題では無い。
家族からの声明が全てではないでしょうか。
音楽を愛していたのに、有名になりビジネスの流れに押し流されて心が疲れてしまったんだろうということが読み取れます。
彼は、過度の飲酒による急性膵炎を含む一連の健康上の懸念を挙げて、2016年のツアーから引退しており、昨年10月にリリースされたドキュメンタリー「Avicii:True Stories」内では、彼はツアーのライフスタイルが彼を殺そうとしている、と繰り返し警告していたが、彼は続行を求められていた。
出典:iFLYER
「続行を求められていた」というところが、痛ましさを感じさせます。
どんなに有名になって地位もお金も手に入れても、離れて行ってしまうものがあって手を伸ばしても取り戻せない。
最期は自分を殺すことで終わりにするしか、取り戻すことができないと思わざるを得なかった。
繰り返しますが、自殺はいけない。
でも、彼のようにビジネスが休息を許さない状況になったとき、いったいどうしたらいいのでしょうか。
命に代えられるものはありません。
このことはもっともっと、特に企業人こそ考える必要がありますよね。
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